「その言葉、道徳の授業で聞きたかった」

私には、月に数回会って遊んでいるAちゃんという若いお友達がいます。ぴちっぴちの二十歳。

先ごろ私はAちゃんとお茶をしている最中に、こんなことを言ったんです。

[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://akikomomose.global/wp-content/uploads/2021/06/1440x1920_edited_edited.jpg” user_name=”Akiko”]人生は「正しく」生きるものではなくて、「楽しく」生きるものだからね。[/speech_balloon_left1]

するとAちゃんはこう言いました。

[speech_balloon_right1 user_image_url=”https://akikomomose.global/wp-content/uploads/2021/01/pexels-bess-hamiti-35537.jpg” user_name=””]その言葉、小学校の道徳の授業で聞きたかったです。[/speech_balloon_right1]

以前も書いたことですが、日本の人たちは「人としてこうあるべき」という規範意識を幼少期から刷り込まれるために、ほとんの人が「正しく生きることが正しい生き方」であると信じて疑っていません。

ですが、そういう価値観で生きているのは実は日本人だけで、他の文化には規範意識ってほとんどないんですよね。

そんなに真面目に生きなくても平気。

真面目なことが悪いとは言いませんが、私個人は人生に関してあまり生真面目に考えすぎることは意味がないと思っています。

私は自分の経験から、「人生は遊びの場」であるという認識を持っています。人間として生まれて来て、その自分を「どんな風に表現するか」。

それをする時間と場所が人生なんですよね。

服を作って人生を過ごす人、演劇をして過ごす人、職人として過ごす人、料理を作って過ごす人、母として過ごす人、妻として過ごす人、人それぞれ自己表現の方法が違うわけです。

私はたまたま興味があちこちへ飛ぶ人で、旅人であり、書き人であり、ベーシストであり、コーチでありメンターであり、そして恋人であり妻であり、猫の母でもあるわけです。

25歳でイスラエル軍でボランティアをし、44歳になる頃には世界5か国で暮らした経験を持っていた。職業は上は社長秘書や銀行専属翻訳士からフリーのヒーラーまで様々経験しました。

そのすべての自分が「私」

そのお陰で、自分には何が合っていて何は合わないのか、どんなことが得意でどんなことは苦手なのか、何が好きで何が嫌いか、今ではよくわかるようになったんです。

「自分のやりたいこと」に熱中して過ごしていれば、時間はあっという間に過ぎていきます。その中で出会いがあり別れがあり、成長があり進化がある。

その積み重ねである日この世を去るわけです。

その日までどういう風に時間を過ごすのか、私は「正しく」なんてあれなくていいから、「自分らしく」「楽しく」過ごしたいと考えています。

人は、それぞれの価値観に従って生きたらいい。どちらが正しくてどちらが間違いとかはないんです。完全に自分の選択。

私はこのサイト上で、私と同じように、今の人生を「自分らしく」生きると決めた人たちのサポートをしています。

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