この記事では、潜在意識に入っているセルフイメージを書き換えるために、私が日ごろから実践しているやり方をシェアしていきたいと思います。
「セルフイメージを書き換える」なんて大げさに聞こえるかもしれませんが、内容をしっかりと理解してちょっと工夫するだけで、あとは自然と書き換わっていくものなんですよ。
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目次
「なりたい自分のセルフイメージ」を決める

これが第一ステップですが、ここで躓(つまづ)く人が圧倒的に多いと感じています。
私自身、「なりたい自分って何?」と思っていました(笑)。でも、そんなに難しいことでもないんですよね。
例えば、私の中の「なりたい自分像」として、「定期的にジムへ通える自分」というものがありました。
私は過去に何度もジムへ入会しましたが、いつも3回行っただけで辞めてしまう(笑)。だから、私にとって「なりたい自分」像の一つは、「当たり前にジムに通える私」だったんです。
「なりたい自分像」はこの程度のことでいいんです。
内観して内面を整理する

それを決めてからよく内観して精査してみたら、私が面倒くさいと感じているのは「行きたくないのに行かなくちゃ」という義務感の部分だったことが分かったんですよね。
義務感を覚える理由は「会費を支払っているのに行かないともったいない」から。
つまり、純粋に「身体を動かしたい」という動機ではなくて、「会費(お金)がもったいない」という損得勘定が働いて「義務」として「行かなくちゃ」と思っていたから行けなかったんです。
だから続かなかった。これは何にでも言えることですが、動機が純粋じゃないものは続かないんです。
じゃぁ、会費がなくて、行かなくても義務感や罪悪感に苛まれなくて済むジムなら、もしかしたら続けられるかもなぁ、なんて思っていたんです。
時間差で潜在意識が具現化する

そしたら2か月ほど前にポストにチラシが入っていまして。
「月会費、入会金・手続きなし、一回ごとのご利用・もしくは回数券の購入で、来たいときだけご自分のペースで継続できます」
というジムが家から歩いて15分のところにあることを知ったんです。
で、今では自分が本当に「身体を動かしたい」と思ったときだけ、そのジムへ行って1時間のセッションを受ける生活になっています。
5次元で何が起こったかというと、
- 「なりたい自分像」を決めて
- 内面の整理してブロックを処理した
ことにより、エネルギーの注ぎ方が変わり流れが良くなった(罪悪感や義務感というブロックがなくなった)んです。
潜在意識(のセルフイメージ)が書き換わると、現実もそれに即した状況に変化するという一つの例です。
なりたい自分を生きる

内観するのと同じくらい大事なコツのもう一つは、「なりたい自分像」がある程度明らかになったら、その瞬間から「その自分」を生き始めること。
もちろん今すぐに大きなことはできないかもしれませんが、「今の自分でもできること」は必ず一つはあるはずです。
私の中に、「お気に入りの場所で毎日仕事をしている私」という自分像がありました。
そこでまず、「私のお気に入りの場所ってどこだろう?どこなら一番落ち着くんだろう?」と自問自答するところから始まりました。
すると間もなく「近所にあるカフェ」という答えが明らかになったので、それから毎日PCを持ってそのカフェへ通い始めたんです。
最初は毎日行ったら迷惑がられるかもしれないとか、お金がかかりすぎるとか、色々とブロックが出てきましたが、そういうものを一つずつ丁寧に手放しながら通い続け、今ではカフェのスタッフとも顔見知りで、そこで仕事をするのが日課となっています。
心配していた費用の方も「サブスクシステム」というものが利用できると知り、考えていたよりも安価に通えることになりました。
そうこうするうちに、この場所では仕事以外の部分でも沢山インスピレーションが下りてくることが多いことに気づき、インスピレーションを行動に移すことで現実が変わることを実感し始めています。
理想の自分を「今」生きたことで、潜在意識が書き換わったんです。潜在意識が書き換われば、それに即した現実が具現化してくるのは時間の問題です。
生きる姿勢を変える

「なりたい自分」になるためには、新たに始めることも多いですが、逆に止めることも沢山あります。
ずっと以前、仕事がうまく行かなくなってしまった人がいらして、「お金は入ってこない前提で暮らしている」と仰っていました。「今度いつお金が入るかわからないからなるべくお金は使わないようにしている」というのです。
これは一見「賢明」な振る舞いのように見えるかもしれませんが、宇宙に対して「お金が入らない未来」をオーダーしてしまっている事実に気づく必要があります。
宇宙は本当にシンプルにその人の波動を反射し返してくるだけなので、「お金が入ってこない前提」という波動を受け取れば、「あいよ」と「お金が入ってこない現実」を反射し返すだけなのです。
それってその人が本当に望むことではないですよね、恐らく。
例えば私の「なりたい自分像」の一つは「私が安全・安心・快適に暮らすためのお金は常に入ってくる私」なので、その私に即した振る舞いに自分の行動を変えていく必要があるわけです。
つまり、「生き方の姿勢」を変えるということ。
「私が安全・安心・快適に暮らすためのお金は常に入ってくる」と知っていたら、意に染まない仕事に応募したり、本当は嫌なことでも「生活のために」我慢して働いたりするでしょうか?
答えは「ノー」です。
決して遊び惚けて暮らすということではなく、「必要なお金は必ず入ってくる」という前向きな信念(なりたい自分像)の元、自分がやりたいと思える活動にフォーカスするというアウトプットを続けるということなんです。
姿勢の問題。
- やりたくもないことをお金のために我慢してやること
- 意に染まない仕事をお金のために引き受けること
- やりたい事をやらずに我慢する事
こうしたことを「止めて」アウトプットを変えることも、潜在意識の書き換えにダイレクトに作用します。
私が実践している潜在意識を書き換える方法 その2へつづく


1973年長野県生まれ。20年以上に渡り海外5か国に暮し働きながら、心理学、宗教学、人智学、形而上学(メタフィジカル)などを学び実践してきた経験を持つ。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たちの覚醒の支援・サポートを行っている。
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