私が一番嫌いな質問

今まで何十回となく人から聞かれた質問があります。

「百瀬さんはどうして海外で働こうと思ったんですか?」

この質問を受ける度に私は大きな違和感を抱いてきました。そして、いつ頃からか本当に正直なことを答えるようになりました。

「別に、海外で働きたかった訳ではないです。海外で暮らしたかっただけです。でも資産家ではないので、海外で暮らす生活費を稼ぐために、ずっと働いてきました」

これが、私の嘘偽りのない本当の答えです。

もしも死ぬまで生活費を賄えるだけの資金があれば、「雇われて働く」ということは私は絶対にしないでしょう。何かもっと別なこと(本当にやりたいこと)をして人生を過ごします。

私にとって「雇われて働くこと」の目的は、生活費を稼ぐため以外にはあり得ないです。

逆に私が彼らに聞きたいのは、「では、あなたはなぜ働いているんですか?」ということ。

「生活費を稼ぐこと以外に、雇われて働くことに理由ってあるんですか?」

自分の人生としっかりと向き合っている人でなければ答えられない質問でしょう。

この質問にしっかりと向き合ったことがある人ならば、冒頭にご紹介した「百瀬さんはどうして海外で働こうと思ったんですか?」という質問が、どれほど的外れで頓珍漢な質問か、おわかりになるはずです。

私の日本人の友人の一人は、「生活費を稼ぐために働いているって理由は、思いつかなった。海外に暮らしてるって聞くだけで、何かもっと素晴らしい理由があるのかなって思ってた」と言っていました。「もしも自分がその質問をされたら、カッコつけた答えをしちゃうかも」と。

でも、そんなところで見栄を張っても仕方ないです。人間は身の丈以上のことはできないのだから、いつでも等身大の自分で生きなければ

背伸びしたことを自分に思い込ませていても、いずれ破綻するときが来ます。だいたいそんな見栄を張った動機でしていることは、そもそも長続きしません。

自分に正直に、自分の本当の気持ちに忠実に、地に足をつけて、本質を生きること。それが人生を生きる上で一番大切なことだと、私はいつも思っています。

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