本当の自分を生きるとは

今、そしてこれからの時代の生き方の基本は「断捨離」です。

  1. 持ち物
  2. 住む場所
  3. 付き合う人たち
  4. 仕事
  5. 取引相手

自分の人生のすべてのエリアにおいて、

  1. 余分なものを排除した
  2. 本当に自分に合ったモノや人だけと
  3. 付き合う・所有する生き方

つまり、「自分の世界」を完全に「自分中心」にして、「自分の手に負える範囲」に限定して生きていくということ。

そのためには、「本当の自分」は「誰か」を知って、自分の本音を生きる必要があります。

本当の自分を生きていない例

今日、いきつけのカフェで、20代と思しき女性を見かけました。まったく知らない人です。

髪を長く伸ばして茶色く染めて巻き、白いフリルのついたワンピースに華奢なヒールを履き、可愛らしいハイブランドのバッグとお財布を持っていました。

地顔(?)は美人という訳ではないけれど、メイクで可愛らしく造っているのかなというタイプ。

日本の多くの若者がそうであるように、「自分じゃない自分」を生きてしまっている典型です。

本当の彼女は一重瞼で、もしかしたらくせッ毛で身長は150cm代、わりとアッサリした印象の方だろうと推察します。

しかしあらゆる「努力」で周りウケする、さらに言えば「男ウケ」する外見に造り上げているわけですよね。

理由は「愛されたい」から。

本当の自分、本来の自分では、愛されない(男ウケしない)と思っているのだと思います。もちろん無意識のうちに、ですよ。

で、結論から言ってしまうと、そういう努力を続けている限り「幸せに生きる」ことはできないわけです。

なぜなら、そういう努力はすべて幼少期にできてしまった「心の穴(愛情飢餓)」を埋めるための試みでしかなく、本当の自分の本音ではないから。

本当の幸せを実感するとき

私たち人間が本当の幸せを実感する、至福を得るのはどんなときかというと・・・。

ありのままの自分(一重瞼でくせッ毛で身長がちょっと低くて、おっちょこちょいでミスが多くてちょっとドジ)のままで、等身大の自分でいられる、そのままの自分で世界と関われる、そのままの自分でやりたいことに集中できる、欲しい物を追求できるとき。

そういうときなんです。

自分以外の自分を生きていると

周りや相手から「愛されたい」「受け入れられたい」がために、

  1. 本当は苦手なのに「協調性」があるフリをして
  2. 仕事ができるように頑張って
  3. くせッ毛を伸ばして巻いて
  4. 本当は足が痛くて外反母趾なのに、合わないヒールを履き続けて
  5. 寂しいから自分とは合わない人とも付き合いながら生きている

自分以外生きられない人もいる

私は20代の頃から「率直な人」と言われていて、当時は意味がよくわからなかったのですが、今ならよくわかる気がするんです。

今でも本質的には当時から変わっていませんが、20代の頃の私は、

  1. あ、私、協調性とかないんで
  2. 仕事は生活費を稼ぐためにしてます、「仕事でやりたいこと」とか聞かれても特にないんです、残業がなくて私の能力でできる範囲であればなんでもしますけど
  3. 量が多くてウネる髪なので、色を変えたりパーマかけたりはシンドイからそのままでいい
  4. 外反母趾だからヒールは履けない、職場にもスニーカーで行かせてもらいます
  5. 嫌いな人には絶対に近づかない

多くの方は信じないかもしれませんが、こういう感じで今まで約50年生きてきたんです。

今とは違い、「午後9時まで残業は当たり前」みたいな(日本文化では)世の中でした。そんな中で「ゼロ残業」を貫き通した私は、やはり「時代最先端」を行く人なんだろうと思います。

ただ私は自己否定がとても強い人だったので、それに相当苦しみました。私以外の人が全員残業している中で一人だけ「お先に失礼しまーす」と言って帰るときには、罪悪感を抱いていたものです。

しかし今の、そしてこれからの時代は、基本、こういう風に(本音で)生きることがスタンダードになっていくということです。

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本当の自分に戻るためのプロセス

本当の自分に戻るためにはインナーチャイルドを癒して、自分の中に残っている愛情飢餓を満たす必要があります。そうでないと、いつまで経っても「愛情飢餓を起因とする愛情要求」を止められず、苦しい人生にならざるを得ないからです。

  1. インナーチャイルドを癒して統合する
  2. 過去生人格を癒して統合する
  3. 男性性・女性性を癒して統合する
  4. マインドを浄化する(固定観念や古い信念、思い込みを手放す)
  5. 新しいマインドを構築する(考え方や視点をアップグレードする)

こうしたプロセスを経ることにより、本来の自分が出てきやすくなり、自分の本音もよくわかるように変化していきます。

私がサポートしているのは3~5の部分です。

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