日本の世の中には、初対面からなぜか高飛車に出てくる人がいます。
それはそれで嫌ですが、私が同じくらい嫌なのは、初対面で妙に遜って下から出てくる人です。
この二つは正反対のように見えていて、根っこは同じ「下心」。
つまり、双方共にこちらを「自分の思い通りに操作したい」という下心があるけれども、戦術が正反対なだけ。
こういう相手に遭遇したときに私がどうするかと言うと、「相手にしない」という態度を貫き通します。
「相手にしない」という言葉の意味は、ここでは、「相手の戦術に乗らない」ことを意味します。
先述の通り、この2種類の人たちは双方ともこちらを「思い通りにしたい」という下心を持っていますから、「相手の思い通り」にならず、あくまでも「いつも通りの自分」で対応する姿勢を貫くこと。
高飛車に出てくる相手に対しても、妙に遜って下から出てくる相手に対しても、私は「普段通りの私」で対応します。
相手の波動に引きずられて萎縮したり、逆に、「あぁ、これはご丁寧に、どうも、、、」なんて言ったりは絶対にしない。
ただ淡々と、「はい、はい、はい、はい」と真顔で一定のトーンで繰り返すだけ。
すると面白いことに、しばらくすると、相手の高飛車な態度がなくなり、遜った態度もなくなってくるんです。
相手の波動が、私の波動に同調し始めたからです。
波長とか波動とかは、音の原理と同じで、「同調する性質」を持っているからですね。
私がしっかりと安定的な態度で相手に引きずられず、「自分」を一定に保っていたので、相手が私と同じトーンになってきたのです。
この状態になれば、「場」の主導権は「私」に移行します。つまり、相手の「思い通り」にこちらが操作される心配はなくなり、「私」の意志で、したいこと、したくないことが選べる状態であるということ。
これが「self-empowered 自分に力がある状態」です。
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