反りが合わない人の見分け方の一例

私には、最近ようやく処分した服が一着ありました。

普段の私なら絶対に買わないタイプの服でしたが、あるとき必要に迫られてその場しのぎのために買った服でした。

高いものではないけれども「買ったからには」と思い、何回か工夫して着用していたものでした。

しかしその服を着ているときの居心地の悪さは何とも言えないものでした。

理由は簡単で、「全然私らしくないから」

自分らしくない服を着ていると、テンションもエネルギーレベルも下がるので、「家に帰ったらこの服は処分しよう」と内心決めていました。

そんなとき、Aさんという知人から「あら、素敵な服ね!」と、その服を褒められたのでした。

そのときに、私の中で、これまたなんとも言えない微妙な感覚が生まれました。よくよくその感覚を精査してみると、「私らしくない服を褒められても、ちっとも嬉しくないなぁ」という本音が出てきました。

結論から言うと、ちっとも私らしくない服や持ち物を褒めてくる人とは、反りが合いません

当たり前ですよね。

なぜなら、相手は「本当の私」ではなく、その人好みの私を見ているから。そういう人と波長が合うことはないわけです。

逆に、自分が本当に気に入って長く愛用している服とか、一目ぼれして買った服を「いいね!」と褒めてくれる人は、「本当の私」を見ている可能性が高いです。

自分が愛用しているものを褒められると嬉しくなるのは、それが「自分らしさ」であり、「自分を体現するもの」だからですよね。

巣のままの自分を見てくれてそれを好きと言ってくれる人。

反対に、ちょっとズレた「イメージ」を「いい」と言ってくる人は、素のままの私を見てくれる可能性は低いし、ましてやそれを好きになってくれる可能性も低いです。

そういう人とは別に付き合わなくていいんです。すべての人と仲良くしたり、「うまくやったり」する必要はまったくない。私からすると、そういうのはエネルギーの無駄です。

それよりもちゃんと自分を見てくれる人、反りが合う人、波長の合う人たちと楽しい時間をどれだけ過ごせるかの方に注力した方が、人生は好転します。

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