2022年10月も終わりですね。
私が札幌の街に来たのは2020年10月の終わりだったので、引っ越してきてから丸2年、本当にあっと言うまでした。感覚的には半年前に札幌に来たイメージ。でも、もう丸2年が経ってしまった。
2022年は1月から今まで、息つく暇もないほどの大変化の波の中を潜り抜けてきました。「息つく暇もない」と言っても、実際に時間は沢山あるのです。でも、自分の変化が早いし大きいので、4か月の前の自分がまるで他人に感じられるほど、今の私は変化したと感じています。
波動のシフト、内面の変化、それから肉体の変化。
最近割と強く抱いている感覚は、「飽きた!」というものです。
私の人生には何度か「飽きた!」と感じた時期があって、「何に飽きたのか?」と言えば、「今までの生活」もしくは「今までの世界観」です。
こういう感じ方があるとき、それは明らかに私の生活や人生が大きく変わる前触れで、今まさにそれをヒシヒシと感じている訳です。
今までの人生で、「人生が一変した」と感じた瞬間は何度かあったわけですが、その一つは2006年でした。
2005年9月に私はある人と出会ったのですが、それから約一年半の間に「生活のすべてが変わる」という大変化を経験しました。
当時の私は香港で暮らしていましたが、まずは長年勤めた日系の会社をトラブルがきっかけで辞めることになりました。それから予期せぬ家賃値上げを大家から言い渡され、住み心地が良かったマンションを出て別な部屋へ移ることになりました。ついで、それまで毎週会っていた大学時代の親友と疎遠になるという出来事が起こりました。それをきっかけとして、それまでつるんでいた友人たちとも疎遠になりました。それから2005年9月に出会って付き合っていた恋人とも別れました。
つまり、2006年に私は、
- 仕事
- 住居
- 親友や友人
- 恋人
のすべてを失うという経験をしたのです。
2006年~2007年は、私にとってはシフトの年でした。
新しい仕事に就いてみたもののどうもしっくりこなくて落ち着かないし、新しい家はキレイだったけれど、イマイチ寛げるという感じではありませんでした。親友と疎遠になってからは本音が話せる友人にはなかなか出会えなかったし、恋人もいなくなって、一人で過ごす時間が圧倒的に増えました。
そして2008年。
私は今までにないほどの好待遇で新しい仕事をすることになり、恋人と復縁し、短期のバイトが縁となって新しい友人たちに出会い、行きつけのバーでスカウトされたことをきっかけに、イギリス人のおっちゃん二人とバンドを活動を始めるまでに至っていたのです。
すべてがそれまでの自分よりワンランクもツーランクも上の環境へ、パラダイムシフトしていたのです。
人生におけるパラダイムシフトが起こるとき、それまでの慣れ親しんだゲシュタルトが一度崩壊しなくてはなりません。
古い世界を引きずったまま新しい世界へは行けないからです。
新しい仕事と倍の収入に出会うために、それまでの安定した仕事を辞める必要があったし、新しい種類の人たちと出会うために、古い友人とは疎遠になる必要があったし、関係をレベルアップするために恋人とは仕切り直す必要があったし、二人で快適な部屋へ移るために、一人暮らしの部屋は手放す必要がありました。
何かがアップグレードされるとき、慣れ親しんだ何かを手放す。
人生はその繰り返しです。
最近の私は、ぶっちゃけ、自分の活動に飽きました(笑)。
オールドソウルやアセンションのサポートも、2~3年前ほどの情熱を持って取り組めるかと言えば、必ずしもそうではない自分がいます。
今の私は、「何かもっと面白いことないの!?」と、とにかく「思わず熱中して時間が経つのも忘れてしまうほど没頭できるほど楽しいプロジェクト」が欲しいと思っています。
こういう感じ方は7~8月くらいから自分の中に芽生えていました。
そうでないと、人生はあまりにも長すぎる。
何もクリエイティブなことをせずにただ趣味だけをして過ごすには、人生はあまりにも長すぎる。映画やコンサート、美味しい食事やエステ通い、ジム通い。旅行。それだけで時間が潰せるほど人生は短くない。
「何か」「クリエイティブなこと」をしたい。
一つのことを長いこと続けられる人も、沢山いらっしゃいます。現に、私のメンターだった方は、ご自身の活動をもう10年以上も変えずにずっと続けていらっしゃる。
でも、私はそういうタイプの人ではないんですよね。
今はまた少し蛹(さなぎ)になって、次のステージへ向けて自分の内面から湧き上がる情熱の波が来るのを待っている状態です。
本当の自分を生きるために役立つ情報を発信しています。
無料メルマガにご登録いただいた方には、「満たされない本当の理由」を解説した動画を無料でプレゼントしています。
© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は百瀬章子が所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。