「本当の自分の声」はどこから来る?

巷では、「自分につながる」とか「本当の自分の声を聞く」とかよく言われてるように思います。

「本当の自分の声」ってどこから来ると思われますか?

この質問をしたときに、「頭の上の方から降りてくる」とか、なんか「上」って言う方がすごく多いんですけど、私は逆なんですよね。

下の方、お臍のあたり?かもう少し下?道教でいうところの丹田の場所から「ポーン」っと出てきます。

もう何年も前のことですが、ある人が私に「もしかして自分はアセンションかも」というお話をしてくださっていた時がありました。

私は何も言わずにただ「フムフム」と、その人の言葉に耳を傾けていたのですが、話がだいぶ終わりに近づいた辺りで突然、お臍の下あたりから「ポーン」っと何かが出てきた!と思ったら、

「アセンションじゃないと思う」

と、口走っていました。

言葉が思わず口から出てしまったという感じでしたが、その瞬間「あ、やべっ」と思いましたね。

相手の方は「ハッ」とした表情をされて、落胆し、「そうですか・・・」と仰いながらも、諦めきれないものか、いくつか質問をしてこられました。

少しばかりの質疑応答のやり取りをした後、またしても下腹の辺りがムズムズしたかと思うと、私の口から「ポーン」っと、

アセンションじゃないと思う

言葉が出てきました

あぁ、もうこりゃあかんね、と思い「すみません、こんなこと言っちゃって」と謝りましたが、「本当の私」はこの方がアセンションとは関係ない方だと、直感的に判断したんだと理解しました。

「本当の自分の声」って、圧倒的な強さを持っています。

言葉を代えて言えば一切の忌憚がない変な遠慮や余計な気遣いがないってことです。

だから悩んだり迷ったりブレたりしない。

その確かさと強さは、言葉を口にしている本人すら驚いてしまうほどのものです。

こういう声が、「本当の自分の声」。

変な遠慮や気遣いがあって、言いたいことを明確に言えず濁してしまったり、曖昧な言葉でごまかしてしまうのがエゴです。

なぜならエゴは、この三次元世界を安全に生き抜くことを目的とした防衛機能だから。エゴは処世術に長けていて、自分にとって不利になるような言動をしない判断をするんです。

でも「本当の自分」にはそういう忌憚が一切ありません

それを貫いて、それを指針にして生きられるようなると、人生はすごく楽になります。

※ そんなことを言ったら相手が傷つくんじゃないか、気分を害すんじゃないかと心配される方がいらっしゃいますが、それが「エゴ」なんです。「本当の自分」から出てきた言葉は、誰も傷つけません。もしも、「アセンションじゃないと思う」という言葉で傷ついた、気分を害したというのであれば、相手の中にまだ癒えていない傷があるということです。ただ単に「言葉を受け取れない」だけ。それはこちらの責任ではないし、その責任を負ってあげたいと思うのが共依存です。

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