「自尊心」とは、自分を尊く思う心、自分を大切に扱う心のことです。
私は若い頃から、自尊心は高い方でした。
以前女友達が妊娠していたとき、こんなことを言っていました。
「夕べ旦那と喧嘩したから車の中で寝たんだけど、(お腹に子供が)いるから、ちゃんと寝てあげなきゃなとか、ちゃんと食べてあげなきゃなって思って、、、」
それはもうすぐ母になる彼女の子供に対する愛情だと思うのですが、私はお腹に子供がいてもいなくても、自分自身に対してそういう感じ方が常にあります。
20代の頃、一時期家のキッチンが使えなくなったことがありました。その時はコンビニやスーパーのお惣菜や弁当で食生活を凌いで生活していました。数か月間です。
来る日も来る日も買ってきた弁当で、「こんな物を食べ続けたらいけない、もっとちゃんとした食べ物を食べてあげないと(身体が)可哀そうだ」と強烈に思ったものです。
自分の身体にとって不適切だと直感的に感じ取り、それに対して危機感を抱いていたんです。
それが私の自尊心(自分を大切にしたい心)です。
私の学生時代の親友は、ベッドや寝具は安物のボロボロで構わないという人でした。知人から譲ってもらった壊れかけのベッドを使ったりしていました。「だってどうせ寝るだけだしね」が口癖でした。
しかし私は「趣味は寝ること」と言うほど睡眠を大切にしている人なので、若い頃からベッドのスプリングや枕や寝具の質にはかなりこだわる人でした。
実家の私の部屋にあるベッドは、自分で10万円も出して買った物でした。
今でも寝具は、美しく肌触りがよく清潔で、優雅で豊かな気持ちで眠りに落ちることができるものを選んでいます。
というか、家全体をそういうコンセプトで整えているんです。
自分を取り巻く環境をどのように整えるかに、その人の自尊心の高さや低さがダイレクトに表れます。
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自分を尊く思う、大切にする心とは、自分を自分の子供のように扱って愛情をかけ、大事にしてあげるということです。
- 栄養価の高い温かい食事を毎日摂ってあげる
- 質の良い睡眠をたっぷりととってあげる
- 有害な人とは付き合わないようにしてあげる
- 有害な場所には近づかないようにしてあげる
- 自分を危険から守ってあげる
- 自分に必要な医療は躊躇なく与えてあげる
- 自分の気持ちを毎日確認してあげる
- 自分の身体の声を毎日聞いて答えてあげる
- 自分が過ごす環境を清潔で快適に整えてあげる
- 自分が好きなもので部屋を満たしてあげる
- 自分が喜ぶことを毎日して過ごす
- 自分が嫌がることをせずに済ませてあげる
そういう姿勢のことを「自分を愛する」と言いますし、これができなければ、他の誰のことをも大切にしたり愛したりすることができません。
そして、自分を愛せた分だけ、人生は快適で楽しくなっていきます。
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