「好きなこと」や「やりたいこと」の意味

私はブログ記事を通して、とにかく好きなことやりたいことをやって、そうではないことをやらないように生きましょう!と、繰り返し発信してきました。

今更ですが、「好きなこと」や「やりたいこと」を一度きっちりと定義して誤解を払拭しておきたいと思います。

現実逃避やストレス発散は「やりたいこと」ではない

例えば、「趣味はゲームです」とか、「好きなことは友達と飲むことです」と仰る方たちがいらっしゃいます。

当たり前のことですけど、こういうことは、私が意味している「好きなこと」や「やりたいこと」ではありません。

ゲームやカラオケ、酒飲み、ボーリングや爆買いや爆食いなどは、自分の内面に溜まった抑圧を発散するための「ストレス解消行為」あるいは「現実逃避」にしか過ぎないからです。

それを「好きなこと」や「やりたいこと」だと思い違いしてしまっているだけ。

若い世代に多く見られる傾向です。

当然のことですが、現実逃避やストレス発散をいくらやっていても、その瞬間はスッキリするかもしれませんが、本当の意味で「幸せな」人生を歩むことはできません。

なにしろ内面に抑圧されている諸問題は手つかずのまま残っているわけですし、それらが刺激される機会があれば、今度はもっと刺激の強い逃避手段へと逃げることになるからです。

その先に待っているのは、言うまでもなく破滅です。

「好きなこと」や「やりたいこと」とは

私が意味する「好きなこと」や「やりたいこと」とは、クリエイティブな活動(趣味)だったり、魂から伝令される「〇〇したい」ということを指します。

例えば、私だったら自分の内面を表現するために文章を書いたりすること。ブログを書き始めたのは2005年、今までずっと途切れることなく書き続けています。

それから家の中をデコレートしたり、インテリアを考えたりするのも好きです。猫の世話をすることや、旅をしてその土地を味わい尽くすことも好きです。

人によってはアートだったり、音楽だったり、ダンスや舞踊、陶芸や手芸、写真や動画作成や料理など。そのような「クリエイティブ活動」が、その人が本当に「好きなこと」や「やりたいこと」

若い世代の人は、趣味や自分だけの何かを持たない人が多いようです。

原因は明らかで、子供の頃、クリエイティブな活動を探す機会がほとんどなく、常にテレビやインターネットや何かしら「distractive(気を紛らわす)」な物が身近にあったからです。

クリエイティビティを育む幼少期

私が子供の頃、よく外で日が暮れるまで遊んでいました。近所の子供たちと一緒に「ごっこ遊び」なんかをしていました。

家にテレビはありましたが子供が観る番組は限られていましたし、今のようにスマホもタブレットもありませんでした。

家の中でジッとしているなどは耐えられず、雨や雪で外へ出られない日は、家中を動き回って「何をして遊ぼうか」と考えていたものです。

好奇心が赴くままに様々な遊びを思いついては、手当たり次第に遊んでいました。

これが本来の人間の姿なんです。

結局、そういう経験が大人になってから自分の好き嫌いを明確に定義する元となるんです。

今はどうか知りませんが、私が子供の頃は、ストレス発散や憂さ晴らしをしたがる子供はいませんでした。

人間からクリエイティビティを奪ったら、虚無が残るだけです。

Presence の欠如がもたらす影響

アメリカでは、心理カウンセラーの待合室にいる間から、クライアントは観察されています。

雑誌や本や映像と言った distractive (気を紛らわす)な物が一切ない空間で、どれくらいジッと座っていられるか。つまり、Presence (今ここにいること)に耐えうるかを観ているわけです。

Presence が少ない人ほどすぐにソワソワしだし、貧乏ゆすりを始めたり、立ち上がって部屋の中をうろうろ始めたり、他の人に話しかけて気を紛らわせようとし始めます。

逆に、子供の頃から自分の想像力や行動力を使ってクリエイティブな遊びを満喫してきた人は、何も無い空間の中でも、自分の内面と向き合いながらジッと座っていることができる傾向にあります。

「今この瞬間 Presence」に居れば、必然的にその人の内面に閉じ込められている「痛み」や「怖れ」が浮上してきます。多くの人はそれらを感じることに耐えられないので、ゲームや動画やコンテンツといったものの中へ逃避し、自分自身から逃げ続けるんです。

そして、それらを自分の「好きなこと」や「やりたいこと」だと勘違いしている。

本当の自分につながるためには

そういうものに依存しなくても「今ここ」に居られるようになるためには、やはりどうしても自分を癒していく必要があります。

ここを飛ばしては何も進まないと、ずっと一貫して書き続けて来ました。インナーチャイルドの癒しに取り組んで内面を統合し、自分と繋がれるようになってくれば、自然と自分本来のクリエイティビティが開花してきます。

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