引き寄せの法則とは、同じ(似たような)周波数、同じ周波数帯にあるもの(人)同士が惹かれ合う(惹き合う)こと。
多くの人は、引き寄せの法則とは「強く願った(念じた)もの(人)」を引き寄せると思っていらっしゃるかもしれません。
それはそれであながち「間違い」とは言えませんが、もう少し正確に言うのであれば、私たち人間は24時間365日、無意識にうちに「引き寄せ」を行っています。
潜在意識を通して、私たちは毎分毎秒、自分の未来の現実を生み出し続けています。ただそのことに自覚がないだけ。
引き寄せは24時間働いている
今目の前にある現実を観れば、自分の潜在意識の中身がわかる仕組みになっています。

現実に「どんな場所にいてどういう物(お金の量)や人がいるか」ということではなく、「その現実の中で自分がどういう感情体験を味わっているか」が「潜在意識の中身」です。
傍から見れば平和そうな家族を築いているように見えても、実際は家族らしい会話がほとんどない仮面家族だったり、本音が言い合えない、いつも互いの顔色を伺い合ったり、腹の中を探り合ったり、モラハラやDVが横行している家庭などよくあることです。
本人たちに「自分たちは機能不全だ」という自覚がないので、「自分は幸せだ」と思い込んでいるかもしれませんが、その実内面には虚しさや不満が蓄積しています。それを直視してしまったら生きていけなくなるので、見て見ぬフリをしているだけ。
しかし、行き詰まるのはもう時間の問題です。
どれほど貯金があろうとも、日常的に将来の不安から解放されない人たちもいれば、貯金はほとんどなくても毎日満たされた気分で幸福感に浸って生きている人たちもいる。
要は、私たちが「その現実の中にどんな感情体験を生み出しているか」が問題なのです。

「引き寄せ」とは意識的に行われるものだけを言うのではなく、私たちが「無意識」のうちに毎日行っていることです。
周波数によって惹き合う
重要なことは、使う「言葉」や「態度」で「引き寄せる」結果が変わるのではなく、「引き寄せ」はあくまでも「自分が発している周波数」によって働いているということ。
顕在意識でどれほどポジティブなことにフォーカスしていたとしても、自分の中にまだ癒えていない傷が残っていれば、その傷や痛みが発している周波数と同等のものや人や場所があなたに引き寄せられて「現実」を創り上げます。
下の図をご覧ください。

「見捨てられ不安と愛着障害」を持ったA子さんは、同じく「見捨てられ不安と回避性の愛着障害」を持ったB男さんと惹き合います。
些細なことでも見捨てられ不安が刺激されるA子さんは、B男さんとの距離を詰めることで「安心感」を得ようとしますが、回避性の愛着障害を持つB男さんは「相手との距離を詰められるのが苦手」なので、A子さんが近寄ろうとすればするほど鬱陶しくなって、A子さんから離れようとします。
どうにも気になってしまうとか、相手に執着してしまって離れられないという関係は、同じ傷を持った者同士が惹き合って互いの傷を刺激し合い、それによって双方の癒しを進める目的を持った関係です。
多くの場合この部分はまったく意識されていませんが、水面下では魂の癒しが進行しています。
ある時点でどちらか、あるいは双方の癒しが進み、互いの周波数が合わなくなればその時点で縁が切れて接点がなくなります。
そして、今度はステージアップした自分の周波数と惹き合う新たな相手と出会うか、あるいはもともといたパートナーが同じ周波数帯まで追いつくかどちらかです。
「理想の周波数帯」まで自分を高める

もしも意識的に「理想のパートナー」を引き寄せたいと思うのであれば、まずは自分自身が「理想のパートナーと惹き合える周波数」を発している必要があるわけです。
そのためには自分の傷を癒し、自尊心や自己価値感を高め、自分を愛することによって内面を温かなエネルギーで満たしていく必要があります。
A子さん自身がその周波数帯へ到着したとき、それに惹き合う理想のパートナーが引き寄せられてくるということです。
パートナーだけではなく、すべてのことに関して同じことが適用されます。
月収100万円を望むのであれば、「月収100万円の人の周波数」を「今」「自分が」発している必要があります。
その自分で生き続けることにより、数か月後にそれに見合った人、場所、物(物質)が引き寄せられて「新たな現実」が創りだされる仕組みです。

ここから先は、実際に私が「理想の家」を引き寄せた例を出して実践的プロセスについて書いていきます。
もう少し詳しく「引き寄せ」について学びたい方、実践を学びたい方は、別途「動画セミナー」をご利用ください。