初めに、「マインドの枠組み」を知るテストを置きます。
このテストは、自分のマインドがどれくらい枠組みで制限されているかを図るものです。潜在意識の中に制限やブロックがあるとこのテストは解けません。
私は2019年8月に、オランダのハーグに暮らすドイツ人の親友の家に3週間滞在しました。
彼女たち一家がポルトガルで3週間の休暇を過ごすので、その間家に残される2匹の猫の世話をするためです。
私にとっては久しぶりのオランダ(1999年~2000年にアムスに住んでました)を満喫できるし、親友一家は心置きなくバカンスを楽しめるし、一石二鳥の「取引」でした。
当時はまさか2020年にコロナが爆発するとは知る由もなかったですから、本当に行っておいてよかったと思っています。
出発より少し前に、マイナーな切開措置を受けることになって、外科医で「オランダへ3週間行ってくる」という私に、医者や看護士は「すっげー!余裕だなぁ!」と驚いていたものです。
ええ、お陰様で。
日本の多くの人たちは、「そんなこと、どうやったらできるの?」「すごいね、そんなことができるなんて。私たちにはとても無理(皮肉まじりに)」と思っていらっしゃるのかなぁと予測するんですが、どうもこうもないです。
ただやればいいだけ。
制限やブロックを炙り出すワーク
「いやいや、とてもできません、そんなこと、、、だって、、、」
「だって、、、」の後に続く部分をノートに書き出してみてください。
- 仕事を休めない
- 貯金はあるけど使いたくない
- 人目が気になる
これはあくまでも一例ですけど、書き出せれば出せるほどいいです。
それらがあなたが自分で自分に課している制限やブロックの内容です。
- 仕事を休めない→「休めない」と思い込んでいる
- 貯金はあるけど使いたくない→漠然とした将来の不安があるから貯金が減るのが怖い
- 人目が気になる→「わがまま」とか「社会人失格」と思われたくない(承認欲求)
たとえ「制限」がどういう内容であったとしても、私はそういう制限やブロックを持っていないんです。
要は、他の人たちが気にするであろう多くのことを「気にしていない」「意に介していない」ので、へっちゃらでできてしまうというだけの話。
2018年にはインドに一か月、バリ島に二か月滞在しました。バリ島ではアパートを借りて一人で暮らしていました。
「できる」が盲点になっている
コロンブスの卵という割と有名な話があります。
「卵を立てて見せろ」という難題に対して、それができる人は一人もいない。コロンブスが卵の尻を割って机に突き立てて見せると、「そんなことをすれば誰にでもできるじゃないか!」と言う人々に向かって、「でも、それをやった人は一人もいないじゃないですか」とコロンブスが反論するという話です。
3週間外国に滞在する、3か月外国に滞在する、別に「やろうと思えば普通にでき」ます。
ただ、本気でそれをやる気がなかったり、最初から「できない」と決めつけているから、できる方法が盲点になって見えていないだけ。
制限やブロックを外すワーク
ここからは制限やブロックを外すワークについて書いていきます。
あくまでもワークの一例として載せるだけなので、ここに書いてあることを「正解」にしないでくださいね。
自分の制限やブロックがわかったら、それだけで約7割くらいはすでに解放が起こっています。
後は、制限やブロックの一つひとつをよく吟味して、「自分が思っていることは本当に本当なのか?」をよくよく見極める作業をしていくだけです。
- 仕事を休めない→「休めない」と思い込んでいる
- 貯金はあるけど使いたくない→漠然とした将来の不安があるから貯金が減るのが怖い
- 人目が気になる→「わがまま」とか「社会人失格」と思われたくない(承認欲求)
仕事について
自由に休みを取れないような職場や仕事で自分は本当に満足なのか、他にもっといいやり方はないのか、真剣に考えてみましょう。
あるいは、「自由は少ないけれど安定が欲しい」と気づく場合もあります。
それなら「自分で安定を選んでいる」という自覚を持つだけで、「今の状況は自分が選んだ」という責任と自覚が芽生えるはずです。
お金について
貯金が減るのを嫌がる日本人は多いですが、なぜでしょう?
貯金が減って、何がどうなることを一番恐れているのでしょうか。
私にとってお金とは、「自分のやりたいことを実現・後押ししてくれるツール」「私がこの世を安全・安心・快適に過ごすためのツール」なので、自分のやりたいことを実現するために「使いこなしたい」と考えています。
そして、「自分がやりたいことや情熱を感じること、自分らしくあることをやっていれば、経済的にどんどん豊かになっていく」世界観を採用しているので、むしろ、自分が心から楽しめば楽しむほどお金が入ってくるパイプが太くなる。
私は、パチンコ、カラオケ、酒飲み、憂さ晴らしのショッピングなどは一切やりません。
自分の魂からほとばしり出る「〇〇したい」にお金を使います。
沢山の場所へ旅して見聞を広めたり、人々との交流を楽しむことは私の人生におけるライフワークの一つなので、そのためのお金は惜しみなく使ってお金の本領を発揮させてあげます。
ただ口座に溜まっていくだけよりも、そういう目的で遣ってあげた方がお金も喜ぶだろうと私は本気で考えています。
人目に関して
およそ世間とは「正しい判断」などはしないものです。だから世間の目など、私にとって取るに足らないもの。
他の人から見て「立派な人」「良い人」であっても、内面は我慢と無理とストレスに蝕まれて癌やその他を発症して命を縮めるなどザラにある話です。
私はそんな生き方はしたくないです。
結局最後にすべてのツケを受け取るのは自分だし、過ぎ去った時間は戻ってこないとしっているのだから。
このようにして、丁寧にワークを積み重ねることを経て、制限やブロックを解除して、「自分は本当はどうしたいのか」を軸に行動を選べるように変化していきます。
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