人間関係が健全かどうか見極める指針

人間関係が健全かどうか見極める指針の一つは、自分が相手に対して「ありのままの自分」でいられるかどうか、また、相手が「ありのままの相手」であることを受け入れられるかどうか、です。

私たちは普段無意識のうちに「取り繕った自分」で他者と接しています。

理由はいろいろありますが、大雑把に言えば以下に集約されます。

自分をより良く見せたいから
相手から嫌われたくないから
受け入れてもらいたいから

日本の人たちは「義理」を重んじる傾向にありますが、それが要因で「自分らしく振舞えない」人が多い。

例えば、誰かから何かに誘われたときに断ることを躊躇したり、特に理由がないと「断りにくい」と感じたりする人が大勢いらっしゃる。

本来であれば、自分の気持ちが乗らない集まりや誘いは普通に断っていいんです。

それは人として当たり前の権利。

「乗り気がしない」と本当のことを言って断ってもいいし、それが難しければ「都合が悪いので」と言えば済む話。

ですが、ほとんどの方は「何かもっともらしい理由」を拵えなければ断れない(断りにくい)と感じているようです。

それはかなり顕著な共依存の症状です。

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