イエスが福音で語ったこと、意識レベルを上げるために

今の時代の何がすごいかって、かつては限られた人しかアクセスできなかったいわゆる「秘儀」と呼ばれていた情報が、2000円程度で本としてバンバン売られているっていうこと。

いまから25年くらい前に19世紀にルドルフ・シュタイナーという人が書いた「いかにして超感覚世界を認識するか」という本を読んで、「すごいな!こんな秘密が書かれた本が存在するんだ」と思いましたが、今は堂々と「宇宙人が書いた本」が売られている時代。

バシャールやエイブラハムの本がそこら中で手に入る世の中です。

2000年以上昔に、イエス・キリストという人が「真理」を説いて回った訳ですが、彼は「真理」を「たとえ話」として説きました。

私も当サイトでは「たとえ」を多用しますが、それが一番説明しやすいからです。

イエスが語った「たとえ話」がまとめられた本を「新約聖書」といい、もともとはアラビア語やへブライ語で書かれたものがラテン語に訳され、その後各国語に訳されていきました。

「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」と日本語で訳されている部分、この「言葉の真意がわかる人」にしか「真理」は明かされなかったわけです。

「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」はエネルギー界(波動)の真理です。

エネルギーの世界では自分が意識をフォーカスしたものが増幅していきます。

今ある豊かさに意識が向いていて「満ち足りているなぁ」と常日ごろ感じていれば「満ち足りる未来」が生み出され、「お金がないから〇〇できない」と常日ごろ感じていれば、「お金がなくて〇〇できない未来」が生み出されます。

これは実際に自分が経済的に豊かかどうかってまったく関係ないことなんです。

「今この瞬間」は、そのままで完結しているから。

「今この瞬間」に欠けているものは何一つないからです。

だから、「今この瞬間」に生きている人は常に満ち足りた心境で生きている。

逆に、「今この瞬間」を受け入れられず、意識があちらこちらへ逃避して、頭の中で繰り広げられる過去を反芻しながら生きている人は、そのまま過去を未来に投影して生み出し続けるだけ。

過去20年間日本人の収入が一向に上がらず、実質的には収入が下落の一方なのは、日本人の集合意識の中に「足りない、お金ない」という観念が信念化して居座っているからです。

「足りない、お金ない」にフォーカスしているから人々はお金を使いたがらず貯めこみ、その結果社会に回るお金(血液)が減り不景気が続き、その結果利益は上がらず、どんどんと貧しくなっていく悪循環。

これは「経済」の問題ではなくて「意識」の問題なんですよ。

2000年前はそれを教えたところで、理解できる人はおそらく一人もいなかった。まだ人類の意識レベルが低すぎて、理解できるところまで到達していなかったからです。

だからイエスは「たとえ話」という形で秘儀を説いていた。

しかし今では地球外の意識や存在が地球と交信して、バンバン「真理」を語っちゃってますからね。

つくづく時代が変わったと思うわけです。

以前も書きましたが、自分の意識レベルを引き上げる一番簡単な方法は、意識波動の高い人が発信している内容にできる限り自分を浸すことです。

私はオーストラリア人のスピリチュアル・ティーチャーの音声と動画をほぼ毎日ノンストップで2~3か月視聴し続けて、あるとき意識が完全にシフトしました。

実生活で問題や悩みが生じる度に、「彼ならなんて回答するだろう?」と、「彼の思考回路」を自分の脳内にコピーし続けたのです。

それを毎日訓練したことで、自分の意識レベルが切り替わった。

だから、意識レベルを上げたいと思ったら、バシャールでもエイブラハムでも何でもいいから、彼らが語る言葉に自分を毎日浸し続けることが一番の近道。

継続しなくちゃダメです。

さて、最近また本を2冊買いました。

今読んでいる最中ですが、「真理」が書かれている本を何冊読んでも、内容を実生活の中で実践していかなかったら意味がないんですよね。

当サイトのベストセラーは「自分を愛する」E-Book ですが、セッションにいらっしゃる方はほぼ間違いなく「頭で理屈は理解できても、自分を愛することができません」と仰います。

皆さん、書かれていることを「読んで」はいるけど、誰一人として「実践」していない。

それじゃ、無理。

それって例えば、自転車に乗れるようになりたい人が自転車について書かれた本を読んで理屈は完璧に理解しているけれど、実際には自転車も買っていないし乗ってみてもいない、っていうのと同じことです。

それじゃ、乗れるようにはなりませんね。

料理のレシピ本をいくら丸暗記したところで、実際にキッチンに立って食材を手に取って、お湯を沸かして火加減をみて、「料理してみないと」作れるようにはならないのと同じこと。

でも、実践しようと思わない(思えない)人が9割方ということ。

時代の良さを100%味方につけてアッセンドできる人とできない人の違いは、肚の括り方の違いです。

趣味としての教養を身につけようとしているのか、それとも真剣に自分の人生を変えようとしているのか。

真剣なら今すぐにでもキッチンに立って料理を始めるはずです。

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