【保存版】自分の人生の責任を負う

過去5年ほどの世界の変化には目覚ましいものがあります。

今まで歴然とあり続けたけれども、決して表沙汰にはならなかったようなあらゆることが、すべて表面に出てきています。

しかも、「正々堂々」と。

自分をカミングアウトする人たちが圧倒的に増えたのです。

本当の自分と折り合いをつける人が増えた

中国から弾圧を受け続けたウィグルやチベットの人たちが次々と名乗りを上げて自分が受けた被害を公表したり、ハリウッドのセレブたちが「修正なし」の自分の写真をインスタにアップし始めています。

「ストレッチマーク(妊娠線)や傷跡やセルライトがあるのは自然なこと。ありのままの自分を誇りに思う」

そう言って堂々とお尻のセルライトが映った写真を公表しているのです。

包み隠すことなく「本当の自分」としっかりと折り合いをつけて生きたいと思う人が増えたのだと思っています。

機能不全をカミングアウトし公表する人々

今年に入って公開された映画に、実話をもとにしたヒリビリー・エレジー(邦題:郷愁の哀歌)があります。

アメリカの機能不全家庭で育った男性の半生を描いた実話です。

精神的に不安定で機能不全の母親を持つ J.D. は、典型的な共依存です。

常に母親の世話をしたり、母親の問題が表沙汰にならないように嘘をついて庇ったり、母親が引き起こす問題の尻ぬぐいに奔走しています。そして、自分の生活を優先させて母親を置き去りにすることに、強い罪悪感を持っています。

アメリカは昔より貧富の差が大きく、社会は大きく分けていわゆる「勝ち組」のホワイト・カラーと、いわゆる「負け組」の労働者階級(貧困層)に分断されています。

J.D. は典型的な貧困層の家庭出身ですが、祖母のお陰で家族の中で一人だけ「まとも」に育ちました。そして、苦労してイェール大学のロースクール(法学部)まで昇りつめ、このまま行けば「勝ち組」の仲間入りを果たせるという局面を迎えています。

しかし、法律事務所のインターンシップの面接の真っただ中に、姉より「母さんがヘロインをオーバードーズして病院に運ばれた」との連絡が入ります。そのとき、J.D. はどうするか?

自分の人生(カルマ)の責任を自分で負う

「機能不全家庭」とは、一部の人たちの問題ではなく、人類全体が集合的に抱えている共通したカルマです。

人間である以上、多かれ少なかれある程度の機能不全を持っているものです。人によりその程度が違うだけ。

生れ落ちる環境は選べないと言いますが(本当は選んで来ているのだけれど)、ヒリビリー・エレジー(邦題:郷愁の哀歌)を観ると、どんな環境に生まれても、自分の人生の責任を自分で負うかどうかは、自分次第ということを痛感させられます。

人は誰しも、自分の人生を生きることで精いっぱいです。自分を幸せにできるのは、自分しかいません。

自分の生き方や人生の責任を誰かや何かのせいにして、責任を負うことから逃げ続けながら生きるのも選択の一つ。

親や子供や配偶者の人生や問題の責任を自分が背負い続け、自分の人生を生きることを放棄するのも選択の一つ。

たとえ親族や配偶者であっても、他者の人生や問題の責任は負わないと決め、自分の人生の責任を負うと決めてまっとうするのも選択の一つ。

どのタイミングで何をどう選択するかは、完全にその人の自由なのです。この選択や決断において、他者は口を差しはさむことができません。

誰か一人が最初にやらなければならない

ヒリビリー・エレジー(邦題:郷愁の哀歌)の中では、高齢になり心臓発作を起こして病院へ運ばれた J.D. の祖母が家族が変わるきっかけとなります。

死が近づき「自分のしたこと(子どもたちをアダルトチルドレンにしてしまったこと)の責任を負わなければ」と感じた祖母は、その日から生き方を変えました。優等生から落ちこぼれへと転落し、たちの悪い友人らとつるんでいた J.D. は、祖母の新しい生き方に影響を受け、自分の生き方を変えていきます。

そして、自分の生き方を変えた J.D. によって、最終的には機能不全の母にも見られるようになっていきます。

2020年現在、機能不全から健全さへと向かう流れはより強くなっています。人生は自分で選べる。どういう生き方を選ぶのかは、自分次第。

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