
この本に興味を持ったきっかけは、YouTubeでプロローグを紹介している動画を観たことでした。
「面白そうな本だな」と思いました。
今から振り返れば、このときすでに私の脳のRAS機能は発動していて、「望む現実」を生み出すために必要な情報を引き寄せて篩(ふるい)にかけている真っ最中でした。
RAS機能とは脳に備わっている機能の一つで、「自分が必要とする情報」だけを選別して認識する機能のことです。
そんな中、私の意識のレーダーにかかってきたのがこの本だった訳です。
その動画を観た次の週に、ふとおもいついて Kindle で無料サンプルをダウンロードしてみました。
かいつまんで説明すると、「思考が現実となる」を証明するための実験9つが紹介されている本です。
著者自身は最初は48時間以内に「駐車スペースを空けて置いて」とか「四つ葉のクローバーを見つけたい」といった小さな実験から始めたとサンプルに書かれていました。
それを読んだ私は「なるほど」と、その場で「じゃぁ私も四つ葉のクローバーを」と早速実験を開始した訳です。
しかし、その時はすぐに忘れてしまい、実験のことを思い出したのはそれから二日たった時でした。
いつものカフェでコーヒーを飲んでいるときにふと、「そういえば実験していたんじゃなかった?」と、記憶がよみがえったんです。
「過去48時間に四つ葉のクローバーを見かけたっけ?」と記憶をさかのぼってみましたが、思い当たる節は何もありませんでした。
「、、、ダメだったか、、、やっぱりちゃんと本を読んでから実験しないと無理なのかも」と思って顔を上げると、ちょうど入り口から年配の男性が一人入ってきたところでした。
何となくその男性を見ていると、彼が後ろ姿を見せたときに背負っているリュックについている派手な色のチャームが目に入ってきました。
四つ葉のクローバーのチャームでした。
「、、、、、、うっそー(笑)」
心の中で「この本を買おう」と決意した瞬間でした。
それから数日後、またしてもカフェで届いたばかりのこの本を読んでいました。Kindle ではなくて、ちゃんと紙の本を買ったんです。
本の中では「実験2」として、「これから48時間、街の中に緑色の車を探そう、もし緑が嫌なら黄色でもいいよ」と書かれていました。
実験の名前は「フォルクスワーゲン・ジェッタの実験」。
読みながら、「フォルクス・ワーゲンは昔から好きな車種だ。今回の人生でまた車を買う機会があれば、フォルクス・ワーゲンの車を買うだろうな」という思考がぼんやりと頭の中にありました。
直後にコーヒーを飲み終わり、荷物をまとめてカフェの外へ出ました。
家はここから歩いて5分の場所にあります。
大通りの信号を渡ればすぐという距離。
信号を渡っているときふと右に顔を向けると、きれいな黄色のフォルクス・ワーゲン・ビートルが停車していました。
これから先はネタバレになるので書きませんが、「思考は必ず現実化」すると、私は確信しています。
それは、「自分にとって都合のいい思考だけが現実化する」という意味ではなく、今まで何度も書いてきたように、「今ある現実はすべて自分の思考・意識・感情が生み出したもの」という意味です。
だとしたら、どうしたら「より自分好みの現実を創れるように」自分を訓練したいと思いませんか?
この本に書かれている9つの実験は、具現化の力を鍛えるための筋トレメニューのようなものです。
書いてある通りに実践して結果が出るかどうかは、人によります。
- 意識が「今この瞬間」にある時間が長い人
- 潜在意識の浄化が進んでいる人(ブロックや制限が少ない)
- 内面の統合が進んでいる人
はすぐに結果を出せるはずです。
逆に、
- 意識が常に過去や未来や頭の中を彷徨っていて「今ここ」に居られない人
- 不信感、怖れ、疑い、ネガティブ思考が強い人
- 内面が分裂している人
は結果を出せず、「やっぱりこんな本は嘘っぱちだ」という結論に至ると思います(なぜならそれがその人が潜在意識の中で信じていることだから)。
私たちは自分の人生をより好ましいものに創り直すことができます。
それが出来るのは「今」だけです。
本当の自分を生きるために役立つ情報を発信しています。
クローズドの情報や個別セッションの割引情報などは 無料メルマガ 内でお知らせします。
© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は当サイトが所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。