アセンションのプロセスの初期において、それまでの仕事に興味を失ってしまったり、あるいは実際に職を失ったりすることがあります。
または、もう何年も働いていなかったのに急に働かざるを得なくなったり、仕事やキャリアに関してめまぐるしい変化が起ち起こってくる可能性があります。
これらは、あなたの意識の覚醒が始まり、波動が急上昇しているときに現れる症状です。
この記事では、アセンションのプロセスで通過する仕事や興味の変化についての考察と対策について書いてみたいと思います。
「アセンション症状って一体いつまで続くの?」と不安になっていらっしゃる方のために。
私の体調は2014年~2018年が絶不調、2019年頃より徐々に良くなり始め、2021年くらいから身体症状と心理的症状に関してはすっかり収まりました。
症状が出ている数年間はツラいですが、自分の課題に取り組んで前へ進んでいけば、いずれ収束します。
しかし、わかっておいて欲しいことも一つあります。
それは、いつかまた「元のように」穏やかで変化が少ない生活に戻れるということは、もうないということ。
時代が変わりました。
かつてのように、ゆっくりのんびりした安定が幸せだった時代は、とうの昔に終わってしまったのです。
これからは、絶え間ない変化が「常態」となります。
これまでは、エゴが創り出した幻想を生きていました。
これからは、いよいよ本当の自分を生きるのだと気持ちを新たにし、前を向いて進んでいって欲しいと思います。
アセンションのプロセスを進む中で一番大切なことは、「何かおかしいのではないか」と思いつめて自分を追い込まないことです。
意識が覚醒するとき、簡単なことばかりではありません。
困難なこと、ツラいことも沢山経験するでしょう。
この記事が少しでもあなたの気持ちを軽くできることを願っています。
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モチベーションは保てなくなる
これからは、本当の自分の歓びに結びつかない仕事には、興味もモチベーションも保てなくなります。
そもそも「モチベーション」とは、自分がやりたくないことをする際に必要となるエネルギーです。
本来の自分のエネルギーに繋がることができれば、モチベーションなどなくても「楽しくて思わず熱中してしまう何か」をやっているだけで「あっ」という間に時間が過ぎるようになります。
何かに夢中になって遊んでいる子供と同じです。
何の屈託もなくただ自分がやりたいことに没頭しているとき、人間は恐ろしいほどクオリティの高い仕事を成し遂げることができるのです。
何かができる、スキルや経歴があるということと、自分がそれを仕事としてやりたいかどうかはまったく別の問題です。
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「できる」と「したい」は別問題
世の中に、料理ができる人や料理が好きな人は沢山いらっしゃると思います。
でも、その人たちすべてが料理人やシェフになりたい訳ではない。
日本人であれば誰しも自然と日本語を話せるでしょう。
でも、すべての人が外国人に日本語を教えたいと思う訳ではない。
私はたまたま高度な英語力を持っていますが、だからと言って英語の先生になったり通訳をしたいとは思わないのです。
そもそも自分が英語を「話せる」ことと「教えられる」ことは別のスキルです。
また「先生」や「通訳」は対人距離が近すぎて、人の好き嫌いがハッキリしている私には向いていない職業なのです。
自分に合った仕事を見つけるためには、自分という人をよく知って、自分の本質に対して忠実であることが必要です。
「できる」で職業を選ばないこと
若い頃の私は、「自分ができること」を軸にして仕事を選んでいました。
製造業が盛んな土地で生まれ育ったのでメーカーの貿易の仕事に従事した後、最終的には金融へ移って金融翻訳を専門としました。
どの仕事も「やりたい仕事」ではなく、その時その時の都合で「できること」で選んだ仕事でした。
そうやって選んだ仕事はストレスが多く歓びは少なく、ただ生活費を稼ぐためだけに出勤する日々でした。
ただ安定はしていたので、「仕事なんてそんなもの」と割り切って働いていたように思います。
アセンションのプロセスが始まって以来、過去数年の間に「百瀬さんは心理カウンセラーとしても十分資質がありますね」と多くの方が仰いました。
でも、私は心理カウンセラーはやりたくないのです。
この本音を無視して「できるから」で職業を選ぶと後で自分が苦しむだけだと、経験上すでに知っています。
本当は〇〇してみたい

「本当は〇〇してみたい」というものを仕事にすると良いです。
「そりゃ、生活費を稼がなくてもいいっていうんなら、一日中〇〇していたいよ」
その〇〇を仕事にする。
昔の時代ならともかく、今の時代はそういうことが可能になってきているからです。
注:その前に、しっかりとインナーチャイルドや過去生人格を癒して、ある程度まで浄化と統合を進められている必要があります。そうでないと、現実逃避や投影を仕事にしてしまいます(ギャンブルやゲームやその他のアディクションは本物の情熱ではありません)。
今は、自分の仕事は自分で創る時代だと私は考えています。
既存の職業リストの中に自分に合った職業を探していても、見つかるとは限りません。
日本には「正社員」と「非正規」という雇用差別用語のような括りがあって、一つの価値観だけに縛られた仕事探しが行われている実態があるようです。
安定志向が強い日本の人たちは「安定」を求めたいのでしょうけど、変化の時代にあって、そのような価値観に囚われること自体がナンセンスだと私は思います。
自分のやりたいことが簡単に仕事にできると言っている訳ではないのです。
情熱が仕事として形になるまで時間は多少かかるかもしれません。
でも、諦めずにやってみる価値は十分あると私は思っています。
- ファッションが好きならファッション関係の趣味を探して続けること
- 絵を描くことが好きならひたすら絵を描き続けること
- ダンスが好きならとにかく踊ること
- 食べることが好きなら食べ歩きを続けること
- 映画を観るのが好きなら映画を観続けること
そして、「自分はこう感じる」という内容を表現して発信していくのです。
最初は副業や仕事の掛け持ちをして生活を凌ぎながら、情熱を温め続けること。信じて続けること。
そこから道が開けていきます。
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今の時代の必須スキル

私は、今の時代に必須のスキルが一つだけあると考えています。
それは、コンピュータのスキルと知識です。
さらに言えば、自分でサイトを作れるくらいのコーディングのスキルと知識は最低限必要だと考えています。
アメブロやブロガーのような無料ブログではなく、自分のドメインを取得して作るオウンドメディアの事です。
私はワードプレスとWIX両方でサイトを運営しています(2020年時点)が、他にも手軽に始められるツールは沢山あります。
そうしたものを利用すれば、驚くほど簡単に自分のサイトを作成することができます。
いやしくも自分の仕事を創ろうと言うからには、最低限の初期投資とスキルアップは必須であると考えています。
今の時代どこに投資するかと聞かれれば、「自分でウェブサイトを作れるスキル」と答えるでしょう。
「今の本音」に従う
やりたいことは、日々変化しています。
とくに今、古い地球から新しい地球へと移行が進行している中、半年前にやっていたことに興味を失ってしまうこともザラに起こります。
ですから、「半年前に決めたこと」に従うのではなく、「今」やりたいことを「今」やること。
やりたいことは「毎日」変わると心得ること。
結果や見返りを期待することなく、淡々と、変化を続ける自分の本音に正直に従いながら、軌道修正を重ね続ける。
それが変化の時代に自己実現を目指す秘訣です。
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