アセンション症状 -魂の闇夜とは-

アセンションのプロセスの初期において、「魂の闇夜」と呼ばれる人生のどん底期を経験します。

「魂の闇夜」とは、別の言い方をすれば「エゴの一時的な死」

エゴは何やら「悪いもの」のように思われるかもしれませんが、本来私たちがこの世を安全に生きていけるためのアヴァター人格です。

エゴは3次元世界のすべてを担当していて、それが不在になってしまえば「今日は何を食べる」「どんな服を着る」というようなことまで、「まるでわからない」という状態になってしまいます。

  • 何をしたいのかわからない
  • どこへ行きたいのかわからない
  • 何を食べたら良いのかわからない
  • 自分が一体誰なのかもはやわからない
  • 自分はこれからどう生きて行けばよいのかわからない

このような状態は人間にとって大変不快で、「魂の闇夜」と呼ぶに相応しい、まさしく人生のどん底期と言えます。

この記事では「魂の闇夜」が訪れたときの「気持ちの持ちよう」「対策」について書いてみたいと思います。

「アセンション症状って一体いつまで続くの?」と不安になっていらっしゃる方のために。

私の体調は2014年~2018年が絶不調、2019年頃より徐々に良くなり始め、2021年くらいから身体症状と心理的症状に関してはすっかり収まりました。

症状が出ている数年間はツラいですが、自分の課題に取り組んで前へ進んでいけば、いずれ収束します。

しかし、わかっておいて欲しいことも一つあります。

それは、いつかまた「元のように」穏やかで変化が少ない生活に戻れるということは、もうないということ。

時代が変わりました。

かつてのように、ゆっくりのんびりした安定が幸せだった時代は、とうの昔に終わってしまったのです。

これからは、絶え間ない変化が「常態」となります。

これまでは、エゴが創り出した幻想を生きていました。

これからは、いよいよ本当の自分を生きるのだと気持ちを新たにし、前を向いて進んでいって欲しいと思います。

アセンションのプロセスを進む中で一番大切なことは、「何かおかしいのではないか」と思いつめて自分を追い込まないことです。

意識が覚醒するとき、簡単なことばかりではありません。

困難なこと、ツラいことも沢山経験するでしょう。

この記事が少しでもあなたの気持ちを軽くできることを願っています。

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「魂の闇夜」はなぜ起こるのか

「魂の闇夜」は、あなたの波動が上がり、今まさに「本当の自分」の意識が覚醒しようとしている明確なサインです。

エゴが一時的に不在になることで、本来のあなた(魂)がパワフルに覚醒しようとしています。

人によってはまるで全身の毛穴を針でほじくり返されているかのような苦痛を覚えます。

エゴとは簡単に言えば、私たち人間を「痛み」から守っている防衛機能のことです。

もともとは、幼少期に経験した様々な心の傷の痛みから私たちを守るために派生したサブパーソナリティの一つです。

しかしもっと大きな役割として、私たちがこの3D世界をつつがなく生きていけるためのアヴァター人格としての役割も持っています。

会社で働いたり、公共料金の支払いを行ったり、不動産会社と交渉したり、着替えたり、今日はどこへ行って何をするのか決めるのも、すべてエゴが担っている仕事です。

エゴは私たちがこの世で暮らす際になければならない存在ですが、あまりにも強くなりすぎると様々な不具合や機能不全として現れます。

素直になれなかったり、大切なことに聞く耳を持てなかったり、自分の悪癖や悪行を正当化して反省できなかたったり、自分の痛みや弱さを守るために大切な人たちを傷つけてしまったり。

また、エゴが望んでいること(モテるようになること、愛される女子になること、仕事で出世すること、天職を見つけること、運命の人と出会うことなどなど)が、本当の自分の望みや願いではありません。

本来の自分を取り戻すために、アセンションのプロセスの最初に、エゴが一時的に崩壊して不在になる状況を通過する必要があるのです。

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エゴの死の症状

  • 自分が誰なのかわからなくなる
  • 今日何をしたいのかわからなくなる
  • 何を食べたいのかわからなくなる
  • どこへ行きたいのかわからなくなる
  • 何のために生まれてきたのか知りたいと強く思う
  • 自分はどこからきてどこへ行くのか知りたいと強く思う
  • 全身の毛穴から痛みが噴出しているような苦痛の中に24時間いる
  • 過去の忌まわしい記憶やその時の感情が一気に蘇ってくる
  • 嫉妬や劣等感というマイナス感情に苛まれる
  • 生きている意味が突然わからなくなる
  • あらゆる場所に答えを探し求め始める

今まで自分を守ってきたエゴが崩壊して不在になってしまったので、人生を通して抑圧してきたありとあらゆる痛みが噴出し、自分がモロにそれを受けるという状態になってしまう故に引き起こされる症状です。

それと共に、今までこの世を生きるためにエゴが司っていった様々な役割(実務的なこと)が出来なくなってしまいます。

潜在意識の浄化が発生する

宇宙から大量のエネルギーが体内に注がれ、潜在意識の大浄化が発生し、抑圧されてきた種々の感情や気持ちのわだかまり、心の傷などが刺激され、意識の表面へ浮上してきます。

また、チャクラや経路が開き、エネルギーフィールド(ライトボディ)の浄化も同時に発生しています。

人によっては「耐え難い辛さ」と感じられるかもしれませんが、残念ながら、数年間続く可能性があります。

この時期に、癒し・浄化される必要がある様々なものが次々と表面化してきます。

  1. カルマ
  2. 抑圧されている感情
  3. 観念(否定的な思い込み)や制限(べきべき、ねばならない)など
  4. 分裂した内面要素(シャドーアスペクト)
  5. 機能不全の言動パターン

これらが表面化する理由は、それにより、初めて私たちは自分の課題に取り組めるからです。

一つひとつとしっかり向き合うことで、潜在意識を掃除して、「本当の自分」を生きられるようになるためです。

日常生活における変化

「魂の闇夜」において顕著にみられる日常生活の変化は、今まで付き合っていた人たちとの関係が悪化して、縁が切れていくことです。

トラブルや喧嘩が発生し、もう誰とも会いたくない、付き合いたくないと感じる数年間があるでしょう。

最初はこのような感じ方に戸惑い、「自分は何かがおかしいのではないか」と自責する気持ちになるかもしれません。

しかし、これも意識が覚醒する際には避けては通れない症状の一つなのです。

蝶になる前に芋虫が蛹(さなぎ)になるように、私たちも、人生の中で一時期間一人きりになって過ごす時期が必要なのです。

「魂の闇夜」では、今まで低い波動で繋がっていた数々の人間関係が終焉へと向かって行きます。

共依存の親子関係や夫婦関係、依存・癒着し合っていた友人関係、支配・コントロールの関係などは必然的に強制終了となります。

これからしばらく「本当の自分」を生み出す出産期へと入っていきます。

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メンターを見つけること

「魂の闇夜」が始まったら、メンターを見つけてサポートを得ることが急務です。

というのも、このプロセスを一人で乗り越えられる人はほとんどいらっしゃらないからです。

潜在意識の浄化が発生しても、一人では一体何をどうすればよいのか、皆目見当もつかないという人がほとんどでしょう。

幸いなことに、今の時代にはアセンションのプロセスを先駆してきた人たちが沢山いらっしゃいます。

  1. 魂の傷の癒し
  2. 男性性と女性性の癒しと統合
  3. 内面の統合
  4. 潜在意識の浄化と書き換え

こうしたことを実地を通して体験してきた人たちがすでに大勢存在しているのです。

相性の合う人を見つけてコンビを組み、コツコツとインナーワークに取り組むことがこのプロセスを一番楽に、そしてスムースに進んでいける秘訣です。

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