【引き寄せの法則】望まないことを引き寄せるとき

「引き寄せの法則」とは、「同じ周波数を発している者(物)同士が惹かれ合う」法則のことです。

潜在意識の中にある

  • セルフイメージと
  • それに合致した世界観が

「現実」として具現化する。

目の前にある現実の中に存在するあらゆる人や物や状況は、自分が設定しているセルフイメージと世界観を生み出すための構成要素として引き寄せられてきたものたちなわけです。

それを踏まえた上で、(意識的に)望んだことはちっとも実現しないのに、望まない状況ばかりが引き寄せられてくるというとき、いくつかの可能性が考えられます。

  1. 好転反応
  2. 現実がシフトしているサイン
  3. 揺り戻し
  4. お試し
  5. ホメオスタシス

いずれにしても、無意識のうちに自分が「その周波数」を発しているということですから、内観を通してある程度波動を調整していくことが可能です。

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この記事では特に好転反応(癒されていない傷が浮上している現象)に焦点をあてて書いていきたいと思います。

その他については関連記事を参照してください。

癒されていない傷が浮上している

人間が生きる「究極的な目的」は魂の癒しと進化・拡大ですから、望む人生を創る上でブロックとなっている「魂の傷」が残っていれば、必然的にそれが浮上してきます。

理想の人生を望めば望むほど状況が悪化していく場合、この可能性が考えられます。

私の例を出せば、ある時までずっと「騒音問題」を引き寄せ続けていました。

世界どこへ行っても、必ず「騒音問題」に悩まされるのです。

原因は幼少期にありました。

幼い頃、同居していた神経質な祖父母から「大きな音を立てるな」「うるさくするな」「ドシドシ歩くな」と毎日口うるさく言われたせいで、「大きな音を出す」ことに関して極度の不安を抱く人に成長しました。

「音を出す自分」を強く抑圧し、日常生活では極力音を出さないように内心ビクビクしながら暮らしていていました。

東京で大学へ通っていた時も、アパートに友達が来て大きな音を出す度に、心臓が跳ね上がる思いをしたものです。

必然的に隣人は「音に神経質な人」だったりしました。

そしていつしか私は、世界各国どこへ行っても、なぜだかいつも「騒音問題」を引き寄せてはそれに悩む人となったわけです。

夜な夜なやってくる爆音のバイク集団、となりの空き地でBBQや乱痴気騒ぎを繰り広げる集団、向いの家にドイツ人学生が集団で住み始め毎週末パーティをする、大音量で歌を歌う人が同じ階に住んでいる、などです。

つまり、潜在意識の中に「大きな音を出したくてしょうがない」もう一人の自分が抑圧されていたために、それと同じ周波数を持った出来事や人や状況を引き寄せ続けていたのです。

自分の中にいた「大きな音を出したくてしょうがないのに怒られて傷ついたもう一人の自分」を解放して癒して統合したことで、騒音問題は劇的に改善しました。

具体的にはインナーチャイルド・セラピーを受けながら、

  • 叱られて怖かった気持ちを癒す
  • 植え付けられた罪悪感を手放す
  • 大きな音を出すことを自分に許可する
  • 実際に大きな音を出して慣れる

こうしたことをやっていきました。

コツコツとワークを積み重ねたお陰で、今では騒音問題に悩むことはほとんどありません。

たまに出てくることもありますが、(心理的)原因がわかっているのでまったく気になりません。

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もう一つ例を挙げてみます。

どこ職場へ行っても、なぜか、「あなたのこういう所はよくないから直した方がいい」とか、「あなたには〇〇が足りないですね」ということを言う人が現れる場合。

自分自身が心の奥底で、

  • 私はこういう所は良くないよなぁ、直さなきゃ
  • 私は〇〇が足りないよなぁ

とダメ出しをしているということ。

だから外の世界にそれを反映した状況や人が引き寄せられています。

もしもそれが嫌なら、自分で自分のダメ出しをするのをやめて、どんな自分でもジャッジすることなく受け入れ愛すことが必要なわけです。

ここを統合すれば、間もなく外の世界の嫌なヤツは消えます。

潜在意識や宇宙は忖度しない

願望実現や引き寄せに関して私たちが知っておかなくてはならないことは、「潜在意識や宇宙は一切忖度しない」ということです。

潜在意識や宇宙は「人」ではないので、そこには「法則」しかありません。

機械仕掛けの時計が規則的に針を動かすように、法則に則ってすべてが整然と動いている。

それが宇宙なのです。

だから、たとえそれがどんなものであっても、私たちが無意識のうちに発している周波数にマッチしたものを延々と引き寄せてくれ続けるのです。

「なんでいつもこんな目に会うの、もう嫌!」と思い続けていれば、「いつもこんな目に会う」状況が、「どうしていつもこんな上司ばかりに当たるの!」と思っていれば、次の上司もまた「こんな上司」が。

本当にもう、愚直なまでに自分が感じていることを、そのまま反映し返してくれるのが宇宙なんです。

自分がどんな周波数を発しているのかを知る

だからこそ、自分が一体どんな周波数(波動)を発しているのかを知り、それが好ましくない状況を引き寄せ続けているのであれば、それを変えられるようになることが極めて重要なわけです。

自分がどんな周波数を発しているかは、自分の生活を見ればわかります。

  • どんな場所に住んでいて
  • どんな暮らしぶりで
  • どんな人たちと付き合っていて
  • どんな仕事を
  • どんな職場でしているのか
  • どんな服を着て
  • それについてどう感じているのか
  • 生活でどんな出来事が起こっていて
  • それについてどう感じているのか

それが潜在意識から発しているあなたの波動を正確に反映したものです。

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