「男らしさ」や「女らしさ」を求めることは悪いことでも避けるべきものでもありません。
むしろ、この二つを適切な形で体現できないと、人生の様々な局面で機能不全行動として現れてきます。
「健全な陰陽エネルギー」が一人の人間の中でちょうどいいバランスで体現されるとき、人生は「辛く困難な障害物競走」から「夢と希望に満ちた探求と冒険の場」へとシフトします。
自分という人間の内面に健全な「男らしさ」と「女らしさ」を育て体現できることが、満足のいく人生を生きるために必要なのです。
本書では、男性性と女性性の特徴を掘り下げながら、どうしたら自分にとって最適なバランスでこの二つを統合できるかについて解説していきます。