金融に携わっていれば誰でも知っている「投資の神」ウォーレン・バフェット氏の「食」に関する非常に興味深い発言を見つけました。
この記事のページ下に全文を引用しますが、人生とは彼の言っていることに尽きると思います。
私は、人生を生きる上でもっとも重要な指針を「幸せか否か」に置いています。
「自分が幸せと実感できないような生き方」はしたくないし、他者にもして欲しくないと思っている。
どれほど恵まれた環境にあろうとも、どれほど友人やフォロワーの数が多かろうとも、自分自身が「幸せ」を実感できなければまるで意味がない。
他者が幸せだと感じることを自分も幸せと感じるわけではない。
そして、「what works for me」(自分に合うかどうか)は、人それぞれ違います。
以前、冷え性を改善するための塩分高めの食事が紹介されていたので実践したら、2週間で身体が悲鳴を上げました。
口内炎ができたり口内粘膜に穴があいたりし始めたのです。
当時は香港在住でしたから友人の漢方医に診せたところ、「熱気(いっへい)だ」と言われました。
「最近、塩分高めの食事だった?」と。
その通りだ、というと、「身体に陽のエネルギーが溜まり過ぎているんだ、塩分を控えるように」と言われました。
肉体の陰陽バランスが崩れてしまった。
他の人にとって「良い」ことでも、自分には合わないことなど多々あります。
他の人がどうか、世間一般がどうかではなく、「自分がどうか」ですべてを決める。
それを貫く。
バフェット氏の発言にそれを見ます。
「食」に関して言えば、私個人としては「楽しみ」であることが重要です。
毎日の生活は、「食」と「運動」と「コーヒー」「読書」「音楽」という5大楽しみを中心に組み立てられている。
だから、毎食自分が「何を食べるか(食べたいか)」に関しては、妥協なく追求する方だと思います。
ちなみに私は甘いものが好きで、週に2回はドーナツ屋へ行きます。
食べるドーナツは30年前からオールドファッション。
それ以外のドーナツには興味がありません。
私はかなりスリムで引き締まった身体をしているので、他の人は私がほぼ毎日スイーツを食べていると知るととても驚きます。
罪悪感やうしろめたさを持つことなく、「堂々と楽しみながら」チーズケーキやドーナツを食べること。
それが、スイーツやドーナツを毎日食べ続けても太らないし病気にもならない秘訣です。
もっとも、週2回のジム通い、月1回の美容整体通いは欠かしません。
一日平均約2Km歩きます。
贅肉はないし、お腹もペタンコです。
関連記事:
バフェットの食生活に関する11の名言
(簡潔にするために若干編集を加えている)
投資の神様ウォーレン・バフェット、食に関する11の発言 (msn.com)
- 「私は6歳の頃に身に付けた習慣で、92歳までやってきた。今のところうまくいっている。チャーリー(Charles Thomas Munger。バークシャーの副会長)は99歳だが、私より良い食生活をしているとは言えない。私は6歳までに自分が食べたいものを全部見つけた。なぜあえてそれ以外のものを食べなければならないんだ? もし、今後ブロッコリーと他のちょっとしたものだけを食べていれば寿命が1年延びると言われたとしても、私は『その1年はいらないので、好きなものを食べさせてくれ』と言うだろう」(CNBC)
- 「長寿に関しては、幸せであるかどうかが非常に大きな違いを生むと思う。私はコーラを飲んだり、ホットファッジサンデーやホットドッグを食べたりしている時の方が幸せなんだ」(CNBC)
- 「私の4分の1はコカ・コーラでできている。1日に2700カロリーを摂取するとしたら、その4分の1がコカ・コーラのカロリーということだ。12オンス(355ml)缶を最低5本は飲む。毎日だ。日中は3本、夜は2本飲んでいる」(フォーチュン)
- 「生命表を調べたら、死亡率が一番低いのは6歳児だったので、6歳児のように食べることにした。それが一番安全なコースなんだ」(フォーチュン)
- 「私は食べ物に関しては、とてもシンプルなルールを守っている。3歳児が食べないものは、私も食べない」(『スノーボール ウォーレン・バフェット伝(原題:The Snowball: Warren Buffett and the Business of Life)』)
- 「ブロッコリー、アスパラガス、芽キャベツは、私には皿の上を這いずり回る料理のように見える。カリフラワーを食べると気分が悪くなりそうだ。ニンジンはしぶしぶ食べる。サツマイモは好きではない。ルバーブには近づきたくもない。吐きそうになる。私にとっての野菜は、サヤインゲン、トウモロコシ、エンドウ豆だ。好きな食べ物はスパゲティとグリルドチーズサンドイッチ。ミートローフも食べるが、レストランでは注文しない」 (『スノーボール』)
- 「株主総会の間、チャーリーと私はそれぞれコーラ、シーズのファッジやピーナッツ・ブリトルを大量に消費する。そのカロリーはNFLのラインマンの1週間分に匹敵するほどだろう。昔、私たちは根源的な真実を発見した。どんなに空腹でも、ニンジンとブロッコリーを食べるより、空腹でいる方がましだということだ」(2015年の書簡)
- 「自分がしていることに満足するということには、良い面がたくさんある。もし私がずっとブロッコリーや芽キャベツを食べていたら、こんなに長くは生きられなかったと思う。食事のたびに刑務所に行くようなものだと思いながら食べていただろう」(2015年総会)
- 「コカ・コーラを飲むことと、ホールフーズ(Whole Foods)で売られているものを比べたとき、ホールフーズにいる人たちに笑顔は見られない」(2015年総会)
- 「同じものを何度も繰り返し食べるのが好きなんだ。朝食にハムサンドを50日連続で食べてもいいくらいだ」(『スノーボール』)
- 「私は中華料理は一切食べない。やむを得ず米が出されたとしても、私はそれを皿の上でつつくだけ。その後は部屋に戻ってピーナッツを食べるよ」(『スノーボール』)(これは、ビルとメリンダ・ゲイツ(Bill and Melinda Gates)夫妻が中国へのグループ旅行を前に、バフェットに何を食べたいか尋ねたときの答え。彼はその数年前に寿司ディナーをひと口も食べられなかったことを伝え、中国旅行中はずっとハンバーガー、フライドポテト、チェリーコークが提供された)。
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