私たちは今、大きな二極化に直面しています。
言い方を変えれば、個人が意識的にせよ無意識的にせよ、「どういう生き方を選ぶか」という選択を迫られている。
選択とは、
- 古いパラダイムに残るか
- 新しいパラダイムへシフトするか
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目次
古いパラダイム
古いパラダイムとは、痛みや怖れに根差した世界です。
私たち人間の行動の選択を潜在的に支配しているのが、「痛み」か「怖れ」であるという意味。
心の傷が刺激され続けて防衛的になったり、見捨てられる・受け入れてもらえない怖れが強すぎて自分軸で生きられなかったり、不安や心配が大きくてリスク回避志向で行動を選んでいる世界。
人間が一番上に立ち、その他の生命を搾取したり利用したり(食肉を「製造」したり)しながら生きている世界。
昔ながらの価値観や判断、制限の中で暮らしている世界。
様々な制限やブロックがある中で、生存モードで戦略を取っている世界。
古い世界での常識
古い世界では、例えば「働く」ということには多大な忍耐や苦痛が伴うものという認識が一般的でした。
- 給料は我慢料
- お金を稼ぐのは大変
- 仕事なんだから嫌なことでも我慢してやらなくちゃ
多くの人が同じ認識を持っていたので、これがいわゆる一般常識的な認識になっていたわけです。
お金に支配され、自分が何かをできる・できないの限度=収入額のような世界です。
新しいパラダイム
一方新しいパラダイムとは、心の痛みを癒して怖れを乗り越え、本来の自分らしさ全開で生きていく世界です。
制限を外してポテンシャル(潜在能力)を開き、進化・拡大しながら可能性を追求し、地球に暮らす他の生命たちと調和的に共存していく世界です。
古いパラダイムでは「誰かや何かが作ったルールに従わないと生きていけない」モードで生きていますが、新しい世界ではもっと自由にのびのびと生きていきます。
世間や他者の価値観にではなく、自分の価値観に従って生きる世界。
お金の受け取り方も一つではない。
「労働」以外に収入を得る道を創り、クリエイティブな活動に集中しながら生きる世界。
一つひとつの経験が成長と進化の糧となり、縮小と拡大を繰り返しながら広がっていく世界。
新しい世界での常識
新しい世界では、誰でも自分に合った方法で収入を得ることが可能です。
思わず熱中してしまうほど面白いプロジェクトを各自が持ち、遊ぶように楽しくそれに熱中して成果物を創り上げる。
成果物を他者とシェアし、対価としてお金を受け取る。
お金の本来の機能である「価値交換ツール」の意義を最大限発揮し、「仕事」は歓びと豊かさをもたらすものと認識されています。
新しい世界では、お金は人生を豊かにするために私たちが使いこなす便利なツールに過ぎません。
お金に支配・コントロールされたような生き方は、古いパラダイムに属するものなのです。
日々選択しなおす
どちらの世界で生きるかの選択は、一度だけすればいいというものではありません。
日々の生活の中で、選択し直し続けていくものです。
今目の前にある状況一つひとつが、選択の機会となっています。
心の通い合わない、表面的な人間関係に嫌気がさしているのなら、今後もそういう関係を持ち続けるかどうかは、「今」ここで自分が決めることができます。
歓びの少ない仕事をこれからも続けるかどうかは、「今」ここで自分が決めることができます。
その際に妨げとなる怖れ、不安、心配、不信、疑い、各種制限を、できる限り処理しておかなくてはなりません。
2012年から始まっている二極化の流れは、2020年以降急激に速度を増しています。
今はまだ双方の違いを認め尊重しつつ、それぞれの世界が交わっていますが、あと何年かすれば、二つの世界の接点は徐々に失われていくでしょう。
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