2020年を境にして、盛んに多様性やジェンダーレスが叫ばれるようになりました。
今世界は大きく進化しようとしています。
「男と女」ということを考えるとき、私は「ジェンダーレス」を注意深く定義したいと考えています。
私は、「ジェンダーレス」とは男性が女っぽく振舞ったり、女性が男っぽく振舞ったりする意味とは捉えていません。
私が考える「ジェンダーレス」とは、あくまでも「性差別を無くす」という意味です。
男性の方が女性よりも優れているとみなされて様々な法的優遇措置が取られるとか、あるいは女性の方が男性に比べて優遇措置が取られるということがないこと。
男も女も関係なく、等しく人としての権利を享受できることが「ジェンダーレス」であると考えます。
だからと言って、性質としての「男らしさ」や「女らしさ」がこの世から消えて無くなるとはまったく思っていません。
むしろこれからの時代、「男らしさ」と「女らしさ」がもっと洗練された形で発露することが進んでいくと、私個人は考えています。