物事は一方向にしか進まない

この地上における物事には、一つの法則があります。

それは、「一方にしか進めない」こと。

動物は、

  1. 生れ
  2. 成長し
  3. 成熟し
  4. 衰退し
  5. 消滅します

およそこの地上におけるすべての物事は、この順序を辿ると考えておけばよい。

職場や仕事との関係も同じ。

ある一つの職場で一生を終えると考えるのは、今の時代あり得ないでしょう。

入ったばかりの頃は新鮮に感じても、いずれ閉塞感を覚えるようになり、やがては居心地が悪くなり変化が訪れる。

人間関係も同じです。

  1. 生まれ
  2. 成長し
  3. 成熟し
  4. 衰退し
  5. 消滅する

一つの人間関係が、ある一定の状態のまま永続することはまずあり得ません。

必ずこのプロセスを経て変化していきます。

「あの素晴らしい愛をもう一度」という歌があって、歌詞が身に染みたことがあります。

あのとき 同じ花を見て

美しいと言った二人の

心と心が

今はもう通わない

あの素晴らしい愛をもう一度

私が人生でもっとも尊び大切にしている瞬間の一つに、他者と気持ちを通い合わせることがあります。

心と心が通い合うときの幸福感と歓びは、何にも代えがたいものがある。

それは相手が動物であっても変わりません。

ですが、この歌詞の通り、一時は心を通い合わせた二人の関係も、時と共に変化しやがては消滅します。

「あの頃のようにもう一度」と願ったとしても、昔に「戻る」ことはできない。

常に前へ向けて進むしかないのがこの3次元における法則の一つなのです。

それは別に、悲しいことであるとは私は思いません。

物事は常に変化しているからこそ救いがある、と、個人的には思っています。

だからこそ「今」を大切に生きたいと思うし、後悔がないように常に自分の気持ちに正直でいたいと思う。

それが私の人生の唯一の羅針盤です。

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