9月15日は乙女座の新月です。
9月は、今年最初の新月(旧暦正月)を起点とする月陰暦で見たときに今年後半戦における最初の月です。
このサイトを読んでくださっている多くの方は、「望む現実」を生み出すために、年の初めから今まで内観その他ワークに取り組んでこられたと思います。
今はちょうど折り返し地点。
今年前半で得た結果を見直し、後半では何をどう変えていきたいのかという「ズレ」を修正するような期間に当たります。
そのため、実生活では様々な変化や突発的な出来事が起こっていることが多いのです。
私は個人的にこういう時期を「運命のストレッチ」期と呼んでいます。
何かしらを実現するために不要なモノや、向かいたい方向と現在の自分の言動や選択のズレが炙り出される時期です。
潜在意識にあるものは、表面化しなければ「意識化」することができません。
「意識化」されていないものは、修正もできないのです。
そのため、年に何回か「運命のストレッチ」期が訪れて、修正のチャンスを与えられます。
それを踏まえた上で、この記事では9月の新月までに済ませたい「準備」について書いてみようと思います。
目次
セルフケアに取り組む
ここでいう「セルフケア」とは、以下の二つを指します。
- 身体の健康面でのケア
- 心や精神面でのケア
健康面でのケア
今の時期は、夏の間蓄積された身体の疲れが浮上します。
私自身そうなのですが、酷暑で睡眠不足のまま一か月以上過ごした結果、今は身体がずっしりと重く怠い毎日を過ごしています。
そのため、大好きなジム通いも少し控えて、極力身体を休めることに専念しています。
可能な限りベッドを出ずに過ごしたり、アクティビティや人と会うことを避けて、一人きりで静かに過ごすことを心がけています。
また、医療や医学的判断を必要とするような症状が出ていれば、私は速やかに医者を受診することにしています。
小さなニキビだと思って放置したものがウィルス性の皮膚炎だったり、軽く考えていた症状が膀胱炎となって高熱の要因になったりしたことが過去に幾度もありました。
こうした問題は、早期に適切な投薬を受ければある程度避けられるものです。
症状が悪化した後だと身体が受けるダメージも重くなりがちなので、少しでも違和感を覚えたら速やかに医者へ行くことにしているのです。
自分が必要とする医療を与えられることも、セルフケアの一環です。
あとは、
- やりたいことをやり
- やりたくないことをしない
これを徹底することです。
心や精神面でのケア
心や精神面での疲労は、
- 最近イライラしやすい
- 突発的な怒りを感じることがある
- 他人が気になって仕方がない
- どういう訳が気分が凹む
と言ったサインとなって現れます。
心理的・精神的に自分を我慢させて無理をしてしまうと、心が疲弊したサインとなって現れるわけです。
サインが出て来たら見逃さず、しっかりと心とメンタルを休めましょう。
- デジタル・デトックスをする
- 人と会うことを減らし、一人の時間を増やす
- 心につっかえていることがあれば信頼できる人に話す
- 不満や怒りをありのままにノートへ書き出す
- 本当はどうしたいのかを知りその欲求を満たす
セルフイメージを確立する
当サイトでは、願望実現や引き寄せに取り組むあたり「セルフイメージ」が果たす重要性について、一貫してお伝えしてきました。
現実生活の中で具現化するのは、自分が心の奥底に持っている「セルフイメージと世界観」だからです。
セルフイメージ(自分で自分をどう思っているか)が低ければ、必然的にそれを反映した現実が、逆に高ければ、それを反映した現実が展開していきます。
現時点で自分が持っているセルフイメージを知る簡単な方法は、
- 今住んでいる場所や部屋
- 持ち物や衣服
- 周りにいる人たち
これらをよく観察してみることです。
特に「住んでいる場所や家」が今現在のセルフイメージを端的に表しているのは、今までお伝えしてきた通りです。
- 今の部屋が好きですか?
- どんなイメージやコンセプトの内装ですか?
- 家具やデコレーションを選ぶ基準は何?
- シャンプーやコンディショナーはどんな物を使っている?
こうしたところ一つひとつに、セルフイメージが反映されているのです。
新月までに改めて「なりたい自分像(セルフイメージ)」を洗い出し直し、それに相応しい家具や調度品や衣服を整えていくことで、潜在意識下のセルフイメージを書き換えることができます。
自分の得手不得手を洗い直す
人には必ず得手不得手があります。
人生をご機嫌に幸せに生きる秘訣の一つは、
- 自分の得意なことをして
- 不得手なことは他者へ任せる
ことです。
私の例を出せば、何かを深く考えたり、文章を書いたりすることはすごく得意です。
しかし、数字を扱ったり計算したり、大勢の人と和気あいあい仲良くやることはものすごく苦手。
だから、そういう分野はそれが得意な人に任せています。
そのようにして、世の中はうまく回るようにできていると知っているからです。
自分にとって大切なことは何かを見直す
前の記事 でも触れたように、「自分にとって大切なこと」を明確に言語化できることは、人生を成功裏に生きるために絶対必要です。
世間一般で言われていることとか、友人や家族の言う事に従うのではなく。
自分はどうか?
を、一つひとつ丁寧に、自分の気持ちを確かめる作業が必要です。
言うまでもなく、満員電車に乗っている最中にできることではありません。
私は数年前より、朝早くに2時間ほど、夜寝る前に1時間ほど時間を取って、内観作業にあてています。
過去5年間、一日も欠かしたことがありません。
「やらなくては!」という気持ちはまったくなく、もはや「内観する」=生きること、となるまでに自分の一部となってしまっているのです。
そのため、日常生活の中で何かに迷ったりブレたりすることが、圧倒的に少なくなりました。
人生を自分の望みに向かって真っすぐに進んでいきたいのなら、是非内観を習慣化しましょう。
お金の流れを見直す
ここでいう「お金の流れを見直す」とは、「無駄遣いしていないか見直して節約に励みましょう」ということではないので注意してください。
そうではなく、「自分は一体どういうお金の使い方をしているか」「どんなことに一番お金を使っているのか」を明らかにし、それについて見直すということ。
お金とは、本当の意味で自分を満たすために使えてこそ存在意義を発揮するものです。
逆に、憂さ晴らしのカラオケや飲み会、ジャンクフードやドカ食いでストレス発散などに一番お金を使っているのだとしたら、根本的に生活を見直した方が良いでしょう。
私の例を出せば、先ごろ「普段使いにするハンカチタオル」を5枚購入しました。
今までずっと「買わなくては」と思っていたものの、「これが欲しい!」とそこまで思える品物がなかったんです。
それで、結局一年くらい買わずに来ていたもの。
先ごろ見つけたハンカチタオルは「これいい!」と直感的に思ったものの、一枚1100円もする品物でした。
それと同時に、「そこそこ」のハンカチタオルが5枚で1700円で売っているのも見つけました。
今までの私なら5枚で1700円の「そこそこ」の品物で手を打って幕引きにしたところですが、今回は違います。
5500円支払って、「これがいい!」と思うハンカチタオルを5枚購入しました。
これでこそ、「本物の満足」が手に入るというものです。
「本物の満足」とはすなわち、本当の意味で自分が満ち足りるという意味。
「そこそこ」の安物では、自分の満足も「そこそこ」でしかないのです。
大切な人たちとのコミュニケーションを見直す
すべての人とうまくやる必要はありません。
むしろ、数少ない「自分にとって本当に必要な人」たちだけと、質の良いコミュニケーションを取るよう、心がけなくてはなりません。
- 必要なことを伝えられているか
- 誤解が生じてはいないか
- 余計な口出しをしてはいないか
- 一方的なコミュニケーションになっていないか
人間関係が壊れてしまう要因のダントツトップは、コミュニケーションです。
比較的コミュニケーション能力の高い女性に比べ、男性はコミュニケーションをおろそかにしてしまいがちです。
昔の知人の話です。
彼には10代の時に仲良くしていた「恋人のような」関係の女性がいました。
その女性から、「私たちってどんな関係?」と一歩踏み込んだ質問をされたとき、「すごく仲良しの友達だよね!」と言ってしまいました。
本人は照れ隠しだったようですが、案の定、その日を境に彼女とは音信不通となってしまったのだそうです。
必要な言葉は、しっかりと伝えなくてはならない局面というものがあります。
痛恨のエラー。
でも、取返しがつきません。
人生には、取返しがつくこととつかないことがあります。
後悔先に立たずと言いますが、後になって後悔しないためにも、現行コミュニケーションを見直していきましょう。
不要なモノを手放す
- 物
- 人
- 仕事や職場
- 趣味やその他
「今」の自分、そして「これからの自分」にとってもはや必要の無いモノは、このタイミングで手放していきましょう。
すると、空いたスペースに「これからの自分」の波長に合ったモノが入ってきます。
数年前に気に入っていた物でも、今の自分には合わない物があります。
単に「付き合いが長いから」という理由だけで繋がっている人間関係も、エネルギー的な視点から観れば決して良い流れとは言えません。
何かを手放す決意をするには勇気が要ります。
しかし、どれほど寂しく感じても誰もが小学校を卒業するように、前へ進むタイミングというものがあります。
新月までの期間に是非断捨離に取り組んでみましょう。
この記事では、新月を迎えるにあたり取り組みたい「準備」について書いてみました。
新月まであと一週間。
夏の疲れを癒しつつ、疲れた心を休めつつ、少しずつ今年後半戦にむけて波動を整えていきましょう。
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