「境界線」(Boundary)とは、「自分と他者との違い」のことです。
そして、「私はこういう人です」と、ハッキリと自分を世界に示すことを指します。
さらに言えば「自分を大切にすること」です。
自分の境界線の枠の中では、本当の自分を表現することが安全だと感じられ、他者と心地よい距離感で自分らしくいることができます。
- 自分は何をしたい、したくない
- 自分はどれを選ぶ、選ばない
- 自分なりの基準やルールはコレ
- 自分は何をされたい、されたくない
- 自分は何が好き、嫌い
- 自分はどうしたら幸せ、どうされたら悲しい
- 自分のニーズ(欲求)はコレ
など
こうした部分を正直にありのままに世界に対して表明できることが、健全で強固な境界線を持つということです。
さらに、
- 自分が着る服
- 自分の意見や発言
- 自分のウェブサイトやブログ等
- そこで使用しているシステムや枠組み(支払いシステムや予約システム等)
など
私たちが安心して「本当の自分」を表現できる場を確保するものは、すべて「境界線」の範疇に入ります。