私は何かを決めたり選択したりする際に、「相性の良し悪し」と「波長が合うかどうか」を一番重視しています。
さらに言えば「ご縁」があるかないか。
- 付き合う人
- 仕事や職場
- 住む場所や家
- 旅行先
- 持ち物その他
一般的な人は恐らく、何かを決めるときに、目に見える諸条件とかスペックとかを並べて「考えて」決める人が多いかもしれない。
たとえば「仕事」や「職場」に関しても、給与額とか、立地条件とか、出世の可能性があるかないかなど。
でも私は、そういう目に見える部分ではなく、目には見えない部分、自分の感覚や感性に訴えてくる部分を最重要視して決めています。
それが結局、自分にとって一番正確なリトマス試験紙であることを、生きる中で学んで来たからです。
目次
自分をよく知る事
自分と相性が良いモノや人、波長が合うモノや人を見極めるためには、まずは「自分という人」をよく知ることが必要です。
自分は何が好きで何が嫌いで、どんなことに「快」を感じてどんなことを「不快」に感じる人か。
どんなときにご機嫌で、どんなときに不機嫌になるのか。
恋人とはどれくらいの頻度で会いたい人で、どれくらい会えないと不満で、どういう仕事をしたくて、どんな仕事はしたくない人か。
こういうことを徹底的なまでに掘り下げて、「自分の取り扱い説明書」とでもいえるものを作成しておくことです。
そしてそれを指針にして生きていくこと。
そして、できればそれを大切な人たちと共有しておくこと。
とくにパートナーとは、自分はどんな時に「不快」に感じて、どうなると「不機嫌」になるか、早い段階でシェアしておいた方がよいでしょう。
自分軸で行動する
自分という人がよくわかったら、次は、相手や他者に合わせずに、自分の軸で行動していくこと。
誤解の無いように書いておきますが、「私はこうだから、あなたが私に合わせなさいよ」と傍若無人に振舞う、という意味ではまったくありません。
ときどきこれをなさる方がいるんですけど。
そうじゃない。
「お互いに利害関係が一致する範囲ですり合わせられる」相手とだけ付き合う、という意味。
かなりドライに感じるかもしれませんが、私の感覚からすると、日本の人たちの距離感は「ベタベタしすぎ」。
他人と自分の間の境界線が曖昧で、癒着しすぎているんです。
そして日本の人たちは他人軸で、「自分が言いたいこと」ではなく、「こう言ったら相手からどう思われるか」という軸で言動する人がとても多い。
無意識のうちにやってます。
「自分がどうしたいか」ではなく、「これをしたらどう思われるか」を気にする人が多い。
でもその状態では、自分と合う〇〇を見つけることはできません。
むしろ、自分とは合わない〇〇に自分を合わせようとして、苦しむ生き方にしかならない。
自分らしく楽しくのびのびと生きたいのなら、自分を解放し、相手や他者に迎合するのを止め、自分の軸で生きて行かなくてはなりません。
自分はこれこれこうしたいんだ、それと折り合いが悪い、利害関係のすり合わせが気持ちよくできない相手とは相性が悪いんだ、という事実をありのままに認め、固執しないこと。
自分の中にある見捨てられ不安を癒し、受け入れられたい、認められたいという承認欲求を乗り越えて、自分の軸で生きられるように少しずつ訓練していきましょう。
合わない相手に固執しない
例えば、「ちょっといいな」と思っている相手にデートに誘われたら。
日程がスンナリと合わせられれば「相性良し」「波長も合っている」と考えられます。
でも、都合が合わない、スケジュールのすり合わせが1~2度でうまく行かない相手とは、その時点ですでに「相性が悪い」「波長が合っていない」んです。
こういう相手に固執して「なんとかしよう」と躍起になるよりも、「今回はご縁が無かった」ことを受け入れて、すんなりと行かせた方がエネルギーの流れ的にはずっといい。
空いたスペースに自分に合う人が必ずはいってくるからです。
けれど、多くの人は目の前にあるチャンスを逃したらもう二度と良縁はつかめない!と思い込み、何とか「合わせよう」としてしまう。
そうやっている限り、自分と相性が良い人、波長が合う人を引き寄せることはできないんです。
「ご縁がない」を受け入れる
自分とは相性が悪い、波長が合わないモノは、たとえそれが何であれ、自分とは縁がない相手です。
自分が「いいな」と思う相手全員と付き合えるわけじゃない。
自分が「いいな」と思う仕事に必ず就けるわけじゃない。
自分が「いいな」と思う服が、必ずしも自分に似合うわけじゃない。
自分が「いいな」と思う場所に、必ずしも住めるわけじゃない。
それを受け入れることは、とても大事。
なぜなら、逆に「自分と縁がある〇〇」は他にちゃんといるからです。
これだけは確かです。
目の前の「ご縁がない人」を行かせたら、次にはもっと自分に合う人と必ず出会えます。
私はある程度人生を生きてきているので、そのことを実体験として得ているんですね。
若いうちはまだ信じられないかもしれない。
でも、人生は思ったよりも捨てたもんじゃないです。
自分を大事にして自分軸で生きられてさえいれば、ちゃんと巡り合うべきモノに巡り会っていきます。
そのためにも、自分の軸を貫いて生きましょう。
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