Z世代の男性たちへ私が伝えたいこと

札幌に来てからどういうわけか、男性も女性も若い世代の方(20代~)とお話する機会が多い。

最近お話した札幌の男性は、30歳になったばかり。

「もう少し早く百瀬さんと話せていたら、、、彼女と別れなくて済んだのかもしれません」

うん。

そうかもしれない、もしかしたら。

でも、済んでしまったことは仕方がない。

その経験を次に活かすしかない。

この記事では、Z世代の方と話す内容を通して、私自身思ったことをざっくばらんに書いてみたいと思います。

踊らされて自己価値を見失う若者

前出の彼は「クリスマスが近づくと、凹むんすよねー」と仰っていました。

今に始まったことではないですが、日本の若い世代の男女はどうしてもメディアに踊らされて自分を見失ってしまう。

「クリスマスは恋人同士で過ごす」って、80年代以降に日本に出現した新文化です。

今の日本で当たり前のように「クリスマスは恋人と」って皆言うけど、私はものすごい違和感

キリスト教圏ではクリスマスは家族で過ごして教会のミサへ行く日ですから。

80年代にクリスマスと恋人をタイアップしたのはアン・アンという雑誌。

「そういう風に過ごすのがトレンディーですよ」と。

そんなものに踊らされて、「恋人とクリスマスを過ごせる自分は勝ち組」とか「そうでない自分はダメ」みたいに感じるのって、もったいない。

本当の自分は、そんなものを望んでいるの?

それができていたら、自分の価値を認められるの?

子供すぎる

それから、若い(日本の)男の人は一様にみな、繊細すぎる。

というか、子供っぽい。

「僕、人に裏切られたこととかあって、人信じてないんです。ひねくれてるっていうか、、、」

うん。

そりゃまぁ、人間30年も生きてくれば、何度か裏切りにも遭うよね。

でも、そんなことでイチイチ人間不信とか女性不信になっていたら、長い人生生きていけないよ。

いつまでもそんな子供っぽいことを言っていたら、本当に好きな人なんて、見つけられるわけがない。

君たちはどうして、もっと真剣に自分と向き合わないんだろう?

相手に自分の本当の気持ちを伝え、向き合い、ぶつかり、別れ、悲しみ、自分の痛みは受け止める。

そういう風にしてしか、人は大人になれないのに。

一度や二度誰かに裏切られたくらいで自分から逃げていたら、そこで成長が止まるだけ。

今回はたまたま運が悪かった。

おかしいのは自分じゃなくて、相手だ。

人を裏切れば品格が落ちる。

でも、誰かに裏切られても、自分の品格は落ちない。

裏切られても心を閉ざすことなく前進し続ければ、それは君の糧になる。

自分から逃げて趣味に没頭したり、気軽に遊べる経験人数を増やしたり、そうやって紛らせていられるのもあと数年。

40を迎えれば、否応なしに人生は自分に追いついてくる。

その時になって自分を探し始めても、もう遅いってことは多々あるんです。

変な話、そのまま死ぬまで行く人が多いから。

誰かを好きになるとは覚悟の問題

「ぶっちゃけ、20代はまだ外見だけでイケるんです。モテるっていうか、、、でも、30代入ったらやっぱお金って言われちゃう」

モテるとか、イケメンとか、そういうのは「恋愛」とは何ら関係ない。

そんなことで、人は成長しない。

お金があるとか、ちゃんとした仕事があることが愛し愛される条件でもない。

結局、誰かを真剣に好きになるって、覚悟の問題

お金や仕事とかは、その後の話だ。

言って見れば、結果の部分。

愛する人がいるから、仕事を頑張れてお金を稼ぐ力がつくの。

相手も自分を好きになってくれるから好きになるんじゃない。

相手が受け入れてくれるから好きになるんじゃない。

自分が優位に立てるから好きになるんじゃない。

そういうことは関係なく、相手と真剣に向き合いたいかどうか。

自分の気持ちと真剣に向き合いたいかどうか。

条件とか、相手の態度じゃなくて。

自分の気持ちがそう動いたら、そうなんだよ。

あとはそれに正直に行くだけ。

それを表現するだけ。

その結果うまくいかなかったとしても、後悔は残らない。

あなたの良さをわかってくれない人なら、相性が悪いだけ。

合う人は必ず一人はいるんだから、その一人を見つければいいだけよ。

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