自分の思い通りに仕事をさせてもらえないストレス

「自分はもっとこういう風に仕事をした方がいいんじゃないかと思うのに、上司や会社がそうさせてくれない」ということにストレスを抱えていらっしゃる方がいらっしゃいます。

知人・友人にもいましたし、クライアントの中にもいました。私自身も、今の人生で何度もそのようなストレスを味わったことがあります。

これは境界線の問題ですが、このことについて、私なりの見解を書いてみたいと思います。あくまでも私個人の意見であり、それが唯一正しい答えではないことを予めお断りしておきます。

ビジネスは誰のものか

「自分はもっとこういう風に仕事をした方がいいんじゃないかと思うのに、上司や会社がそうさせてくれない」と愚痴を言う人に足りていない視点は、実にこれだと思うのです。

そのビジネス(会社)は誰のものか。

上場している会社であれば会社(ビジネス)は株主のものですし、有限会社であればオーナー(所有者)のものです。私たちのようなフリーランスや個人事業主であれば、単純にビジネスはその人のものです。

つまり、この世にあるありとあらゆるビジネスは、所有者の意向に沿って運営されているということ。上場している会社では、筆頭株主の意向通りに会社を経営するよう、株主総会というものが開かれているわけです。

境界線テスト

あなたがどれくらい境界線が引けているかを測ってみましょう。

1 / 20

あなたのパートナーは見栄っ張りで、すぐにカードを切って奢ってしまいます。こんなときあなたは:

2 / 20

あなたの10代の子供はスマホが大好きです。料金を支払っているのはあなたです。子供はあなたが使用量をチェックすることに抗議してきました。こんなときあなたは:

3 / 20

あなたはレストランで食事をしています。 近くのテーブルの人たちがお酒を飲んで大騒ぎし始めました。あなたは食事や会話を楽しむことが出来ません。こんなときあなたは:

4 / 20

家族や親せきの中には、あなたの私生活 について詮索し、聞いてもいない余計なアドバイスをしたがる人たちがいます。お盆や正月が憂鬱です。こんなときあなたは:

5 / 20

友人の一人が、人が大勢集まる場所であなたに関する不適切発言を連発し、あなたは気分を害しました。こんなときあなたは:

6 / 20

家族の一人が「今月は財布が厳しい」と 言ってきました。もうすでに何度かお金を貸しています。今回は「子供に自転車を買ってやりたいから1万円貸して欲しい」と言っています。あなたは:

7 / 20

友人があなたの家へ子連れで遊びに来ました。目を離したすきに、子供があなたの家具に落書きしました。友人を見ると、悪びれた様子もなく笑っています。こんなときあなたは:

8 / 20

あるセミナーを受講中に、講師がクラス全員の前であなたの短所を批判し、あなたは居たたまれない気持ちになりました。こんなときあなたは:

9 / 20

同僚の仕事の納期が間に合いそうもありません。あなたに「手伝ってくれ」と頼んで来ました。あなたには同じく納期が迫った仕事があります。こんなときあなたは:

10 / 20

数人で旅行へ行きました。あなた以外の全員は、博物館へ行きたいと言いますが、あなたは行きたくありません。こんなときあなたは:

11 / 20

上司があなたの仕事の成果を自分のものとしてプレゼンしていることを知りました。こんなときあなたは:

12 / 20

あなたのアパートで飲み会をすることになりました。会がお開きになってみんなが帰る頃には、家の中はひどいありさまになっていました。こんなときあなたは:

13 / 20

海外旅行へ出かけてヒッチハイクにチャレンジしました。たまたま乗せてもらったのは若者たちの車で、スピード違反や危険運転を繰り返し、あなたは生きた心地がしません。あなたは:

14 / 20

何か月も会っていない兄弟姉妹が、ランチの約束をドタキャンしてきました。「近いうちに埋め合わせする」と言っていますが、ドタキャンされたお陰でスケジュールが空いてしまいました。あなたは:

15 / 20

子供の学校のPTAで代表者を選出しなくてはなりません。立候補する人は誰もいません。あなたも忙しくて余裕がありません。こんなときあなたは:

16 / 20

親しい友人から連絡が来て、「仕事で嫌な ことがあったので、今夜飲みに付き合って欲しい」と言われました。あなたにはすでに予定があります。こんなときあなたは:

17 / 20

あなたの同居人は仕事が忙しく家事を全くしません。あなたが一切の家事を担当しています。あなたの中に不満が蓄積しています。こんなときあなたは:

18 / 20

ようやくプロジェクトが片付き、待ちに待った休暇へ出かけるところです。ところが、こんなときに限ってクライアントから急ぎの仕事の依頼が入りました。あなたは:

19 / 20

あなたの息子はお酒が好きで、毎晩晩酌をします。今日も夕食前にビールを 開けて飲もうとしています。こんなときあなたは:

20 / 20

上司から、あなたのミスではないことに関して「謝罪するように」と言われました。あなたは自分が悪いとは思いません。こんなときあなたは:

Your score is

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従業員の個性を輝かせる場所ではない

組織の中で、一従業員のやりたいように仕事ができないなどは当たり前のことです。そもそも会社とは、従業員が自分の個性を輝かせる場所ではなく、会社の利益のために仕事を遂行する場所だからです。会社は従業員のものではなく、株主(オーナー)のものです。

今は一人で仕事をしている私ですが、もしも業務量が増えて人を雇うとしたら、やはり私の指示や意向にある程度従ってくれる人でなければ困ります。私は私の軸(価値観や規定)でビジネスをしていますから、そこから大きく逸脱したような仕事のやり方を勝手に繰り広げるような人は、私にとってはダメージとなるからです。そういう人には辞めてもらうでしょう。

これはしごく当たり前の理屈なのです。

この大前提を理解することなく、「自分なりのやり方」で仕事をしていれば、上司や経営側からけん制が入るのはある意味当然のことです。

ただし、仕事とはなんら関係のない雇用主の価値観を一方的に押し付けられたり、支配・コントロールされることは別の話です。

そうした状況を容認してはならないし、お互いに境界線を侵害し合わないように配慮しなくてはなりません。

自分の世界を創る

もしも自分の裁量で何かをしたいのであれば、誰かに雇われるのではなく、自分で自分の仕事をしなくてはなりません。

フリーランスでも個人事業主でも、自分の個性と価値観でできるビジネスを持つことです。

それができないのであれば、雇われるしかない。

その中で自分の個性は出せないことは理解しておく必要があります。もしも会社のやり方と自分の価値観が合わないのであれば、辞めればいいのです。

  1. 自分のビジネスを持つ
  2. 雇われて雇用主の意向に従う

結局最初からこの二つの選択肢しかないわけです。

労働契約の概念

どこかの組織に帰属するときに、その組織の全体的な価値観と自分の価値観がある程度一致していることが重要です。大きく価値観がズレている同士は、どうやっても折り合いはつかないからです。完全に一致することはなくても、大きく逸脱したものがないことを確認した上で、双方が折り合える範囲においてビジネス契約を結ぶわけです。

労働契約とはビジネス契約そのもので、その範囲内においてのみ、双方が関係を結ぶというものです。

契約概念をほとんどもたない日本人は、このことを理解していない人が多いと感じます。雇用する側と雇用される側が境界線を引くことなく癒着・依存して、本来お互いに立ち入るべきでない事柄にまで立ち入りすぎていることが要因でストレスが生まれると感じます。

どこの社会にもストレスはありますが、その要因がどこにあるかを理解することなく愚痴を言っていても、何も変わりません。

一体自分の立ち位置ややっていることは妥当なのか、一度見直してみる必要があるでしょう。

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1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

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自分をしっかり受け入れて折り合いをつけたい人におススメ。

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