ものごとの辞めどき・潮どきを見極める

あらゆる物事には、辞め時や潮時があります。

「潮時」とは漁師さんたちが使う言葉で、海の潮の満ち引きを見ながら漁に出るタイミングを測るのです。物事にはタイミングがある

私たちはそれぞれ、自分の中の潮時を敏感に察知する必要があるのです。

私たちはすべての経験から何かしらを学んでいますが、一つの学びが終了したら次のステージへ向けて前進する必要があります。

人にはそれぞれ成長ペースとタイミングがあって、それは一人ひとり違うものです。

私のペースは3年

私は昔から一つのことを3年以上続けることができませんでした。

趣味が多く、旅行、写真、書道、陶芸、バンド活動などいろいろとやってきましたが、 唯一15年以上に渡り続けられたのは、香港に暮らしていたときに書いていたブログだけでした。

他のことはすべて3年スパンで「卒業」してきました。

どんな趣味でも、最初の3年は夢中になって大変熱心に活動に取り組みます。

好きでやっていることですから、情熱もありますし、楽しくて仕方がないという数年を過ごします。

新しい知識や技術を吸収し、新しい人たちと出会い新しい経験を積んで過ごすこの数年間は黄金期で、趣味に関してはどんなことでも楽しいという時期です。

しかし3年ほど経つと、そこにあった情熱が「色褪せた」のを感じ始めます。

そして、楽しいという感じよりも、めんどくさい、苦痛、大変、という気持ちが勝ってくるようになります。

これが辞め時なのです。

つまり、その経験から学べることはもう無いので「前進しなさいよ」という高次の自分からのサインなのです。

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