自責をやめる方法 -自責をやめられない人へ-

自責をやめる方法を知りたい方は大勢いらっしゃると思います。私自身、以前は自責や自己批判をやめられず、どうしたらやめられるのだろうかと悩んだ時期がありました。

自責や自己批判は、健全な自己愛と自尊心を育む上で最大の障壁となります。自分を責め続けたり批判し続けたりするままで自分を愛することは、誰にもできません。

ですが「自責は悪いことだからやめよう」と決意してやめられるほど単純な問題ではありません。

この記事では、今では自責と自己批判を手放すことができた私が、自分自身の経験から得た「自責をやめる」根本的な方法について説明していきます。

自責するメリットを知る

まずは大前提として、自責をやめられない背景には自責することで自分が得ているメリットが必ずあります。つまり、自責が何等かの形で自分の益となっているのでやめられないのです。

「えー、そんな馬鹿な!」と思うかもしれませんが、まずはこの事実としっかり向き合う必要があります。

自責をやめられない人は、「自分で自分を責めること=反省すること」とか、「自分で自分を責めること=謙虚さ」だと思い込んでいます。自覚はなくても無意識のうちにそう思っていて、承認欲求を満たすために自責しているケースがあります。

「私はこんなに頑張って謙虚にしてますから、認めてください」という訳です。

また、他者から攻撃されることを回避するために(無意識に)自責するケースもあります。「私はもうこんなに自分を責めているから、あなたは私を責めないでね」というポーズですが、本人に自覚はありません。

こうしたことはすべて、幼少期に身に着けた「処世術」や「防衛機能」の一種です。

様々な理由で自己防衛機能の一種として、自分の一部として、大人になった今でも持ち続けているのです。

私たちはこういうものを「潜在意識のプログラム」と呼びます。

自分を責める自分を受け入れる

自分を責める自分を受け入れる

自責は悪いこと、良くないことだから、やめなければならない

こう言い聞かせることで自責をやめられる人は、まず一人もいないでしょう。私自身十数年に渡りそれをやっていましたが、この方法で自責をやめられはしませんでした。

なぜなら、この文自体に強烈な自己否定とジャッジメントのエネルギーが含まれているからです。

自責や自己批判を手放す第一歩は、自分を責めてしまう・批判してしまう自分をそのまま受け入れることです。自分を責めずにいられない人は、そのようになるに至った理由が必ずあるからです。その部分を理解することなしに、表面に出ている症状だけを治せと言われてもどうしてもできないのが人間なのです。

まずは自分を深く知り理解すること。そして丸ごと受け入れること。ここから始めなくてはいけません。

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自責する理由を理解する

何かを自然と手放せるようになるためには、その事柄をしっかり理解する必要があります。

自分を責めることをやめたいと願うのであれば、そもそも「なぜ自分は自分を責めるのか」という理由を解明して深く理解する必要があります。

まずは潜在意識の中に深く眠っている記憶を呼び覚まし、いったいどのような経緯で自分を責め始めてしまったのかを思い出していくプロセスを経る必要があります。

インナーチャイルドを癒す

そのプロセスの中では、悲しみ、絶望、痛みなど、当時の自分が抱えきれなかった様々な感情が浮上してきます。その一つひとつを感じ、涙を流し、心の中に淀んでいた澱をすべて解放していくことで、インナーチャイルドが癒えていきます。

インナーチャイルドの傷が一つ癒えるごとに、まっすぐに自分を愛することができるように変化していくのです。

自分の痛みを感じる

インナーチャイルドを癒すためには、自分の痛みをしっかり感じる覚悟を持つ必要があります。自責することで感じることを避け続けている痛みが必ずあるからです。

しかし実を言えば、ここが最初の難関なのです。

自分を責めることをやめられない人の大部分は、親(養育者)から否定されて育っています。親から責められて育っています。本来であれば、自分を無条件に受け入れ愛してくれるはずの人たちから否定され責められて育ったことの痛みは熾烈です。

この痛みを感じることを避けるために、自分で自分を責める、批判するループから抜けられないのです。幼い頃の自分が受けた熾烈な痛みを感じるくらいなら、自分を責めていた方がまだマシだからです。

これが自責をやめられない根本的な要因です。

自分を無条件に受け入れる、愛する覚悟を決めるということは、親から愛されなかった痛みをダイレクトに感じることを自分に促す覚悟でもあるのです。

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自責をやめることは、日々を積み重ねる中で忍耐を持って取り組む課題です。言い換えれば、自分で愛情と思いやりを持って自分を育て直していく過程です。子育てには愛情・思いやり・忍耐が欠かせませんが、自分を育てることも同じなのです。

ありのままの自分の気持ちや感情や弱点を受け入れられるようになると、そこには自然と愛が沸き起こります。自分を「愛しい」と思う気持ちが芽生えてくるのです。

時間をかけて自分に対する愛を育て続ければ、気づけば自然と自責や自己批判は手放せているはずです。その頃には他者をありのままに受け入れられるだけの器と愛も育ち、自分も他者も責めずにいられる自分へと変化していることに気づくでしょう。

そして、自責や自己批判のエネルギーを持った人とは付き合いたくないと感じるようになってくるはずです。

私たち人間は、自分が癒えて健全化すればするほど、自然と不健全なものへは近づかないようになるものです。あれほど手放せなかった自責も自己批判も、今の自分の波動とマッチしないエネルギーなので、それをしたいとは思わなくなるのです。

この記事が、自責をやめたいと願う人の参考になれば幸いです。

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