「頼れる力」を身に着ける

アメリカのスピリチュアル・ティーチャーであるティール・スワンは、ある動画の中で「結果的にホームレスになってしまう人とそうでない人の違いは、コミュニケーション力があるかないか」と言っていました。

彼女の文脈をさらに掘り下げると、「コミュニケーション力」とは、「助けて欲しいと言える力があるかないか」ということです。

必要なときに誰かに頼ること、助けを求めることは依存ではありません。私は常日ごろから自律することの大切さを発信していますが、自分が助けを必要としているときに助けを求められることも、自律の大切な要素の一つなのです。

依存とは、それなしでは生きていけない状態のことを指す言葉で、依存がある限り自律は絶望的です。しかし、どれだけ自律した人であっても、ときには助けを必要とするときがある。そのときに、助けを求められるかどうかが、「生存」という観点では分かれ道となっているのです。

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社会は相互援助で成り立っている

自分一人だけで生きられる人などは一人もいません。

毎日ゴミを回収してくれる人、農作業をして野菜を作ってくれる人、服を作ってくれる人、医療に携わっている人など、多くの人がいるお陰で私の生活が成り立っています。これをすべて自分でやれと言われればそれは到底無理な話です。

今まで私は5か国で生活してきましたが、至るところで他者に頼り助けてもらってきました。

世の中には、自分がピンチに陥ったときに誰かを頼ったり助けを求めたりすることは「恥」であると考える人もいます。

多くの人たちは、自分が経済的危機に陥ったときに、家族や親族には知られたくないと思うのではないでしょうか。私自身、助けを求めることに抵抗がないと言いつつも、経済的な面に関してだけ言えばできれば頼りたくない、助けてと言いたくないタイプの人です。

ですが、生きる中で、一度くらいはどなたも「助け」を求めざるを得ない状況に直面するものです。私が知る限りほとんどの人がそうです。

他者に頼ってはならない、助けを求めてはならない、それは恥ずかしいことだ

この思い込みも、アセンションのプロセスの中では手放して行く必要がある固定観念の一つです。

記事の冒頭でご紹介したティールの言葉は、とくに今の時代、多くの人の目を覚ますきっかけとなると思います。ピンチのときに助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。むしろ必要なことです。

助けてもらった経験があるからこそ、こんどは誰かを助けたいと思える。他者がピンチになったときに、他人事としてではなく「自分たちのこと」として関係を持つことができるようになるからです。

天は自ら助くる者を助く

自分が必要とする助けを求められる人になりましょう。

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