自分が支配・コントロールの渦中にあるかどうかの見極めが出来ることが大切です。
支配・コントロールされているときには、以下の特徴があります:
- 自分が何かすることに、そこはかとない罪悪感を覚える
- 誰かから自分がやりたいことをやるための「許可」を得ている
- 自分が「それ」をしなくてはならないという「義務感」を持っている
例1
パートに出ているが、仕事の後は家へ直帰しないとお姑さんの機嫌が悪くなる。少しでも帰宅が遅れると嫌味を言われるので、嫌味を言われないように、いつもまっすぐに帰るようにしている。
例2
本当は料理は得意ではなくて毎日するのは苦痛だが、料理は女がするものであるから、頑張って毎日するようにしている。
例3
来月友人たちと泊りがけの週末旅行へ行くことになった。夫には申し訳ないけれども、「行ってきても良いよ」と言ってくれたことに感謝している。
例4
本当は趣味の集まりに出たかったが、今出かけると夫の機嫌が悪くなるので、断った。
上に挙げたのは支配・コントロールのエネルギー関係の典型的な例です。
本来であれば、自分がやりたいことを自由にやれる権利が私たちにはあります。周囲の人との調整はもちろん必要ですが、不必要な罪の意識や義務感・責任感を持っているのなら、それは機能不全の関係と言えます。
自分の行動やパターンを振り返ったときにこのような感じ方があるとすれば、それはあなたが自分以外の誰かや何かに今支配・コントロールされているというサインです。
もしも相手があなたの自由を尊重してくれないのであれば、相手に問題があります。そして、支配・コントロールを許しているあなたにも問題があります。
しっかりと見極めましょう。
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