今までに何度か「親の介護をしたくない」と仰る方たちに出会ってきました。そういう方たちはご自身の気持ちやあり方に苦しみ、相談にいらっしゃるのです。
かく言う私自身が「親の介護はしたくない」人です。
「正解」はない

「自分の親の介護」について、これが正解というものは存在していません。一人ひとりが自分の中に答えを見つけていかなくてはならない問題です。
そうは言っても、3D意識の「べきべき」や「ねばならない」思考に囚われて、不要な苦しみを耐えている方たちが多いと感じてきました。
そこで、この記事ではそうした方向けに「親の介護をしたくないときどうするか」について書いていきます。
話をわかりやすくするために、Aさんという架空の人物の事例に沿って書いていきます(フィクションです)。