何かが起こるのは、決して偶然ではありません。
表面に見える出来事の裏にどのような意味が隠されているのか、通常の意識状態でいるときに気づける人はほぼいません。
ですが、意識的に生きていれば、人生に起こるすべての出来事に重要な意味があることを真実として経験していくこととなります。
関連記事:
私のストーリー
私は過去数か月のうちに、「ショックな出来事」を数々経験してきました。
その中でもかなり大きなショックだった出来事は、数週間前に今年1月から立ち上げてきた当ブログサイトのWPを誤って上書きし、全データを一瞬にして消してしまったことです。
ウェブマスターならお分かりだと思いますが、これは私にとっては恐らく人生で最もショックだった出来事の一つでした。
今まで数年かけて培い積み重ねてきたものが、一瞬にして消えてしまったのです。私にとって、現在も未来もこのサイトの命運にかかっているのですから、ある意味死刑宣告にも等しい経験でした。
振りかえればそれより数日前から、少しずつ小さな「ショックな出来事」は起こり始めていました。買ったばかりの服を家具に引っかけて破いたり、鳥の糞が落ちてきて服が汚れたりしたのです、うっかり無駄な出費がかさんだりしていたのです。
ショックな出来事はなぜ起こるのか?
それは、私の内面にまだ解放されていない抑圧された感情が残っているからです。感情は日常的に溜まっていくものですが、転生を通して蓄積している膨大な量があります。
私の中には、何とも表現しがたい重苦しい空洞のような感情があります。この感情を私は言語化することができません。
絶望感とも違う、悲しみとも違う、怒りとも違う。敢えて漢字を当てはめるとすれば、「無」とか「虚」という字が一番近いかもしれません。
虚無。
とにかく、一連の「ショックな出来事」が起こっていた時に、フッと私の胸をよぎるのはこの重苦しい感情だったのです。
サイトを上書きして数年間の努力が水の泡と帰してしまった私は、数日間廃人と化しました。何をする気にもなれず、お菓子を食べながら家でネットフリックスを観続けていました。
しかし、これこそが私が経験する必要があることだったのです。
過去生か今の人生かいずれかにおいて、私はこの重苦しい感情を抑圧しました。理由は感じるのが辛すぎたから。
しかし今、宇宙は私に自分の痛みから逃げないよう、しっかりと感じ切るよう迫ってきました。だからその感情を刺激するような出来事が起こったのです。
それでも自分の感情から逃げ続けようとする私に、最終的には「サイト上書き事件」がもたらされ、いよいよ「虚無感」と直面せざるを得ない状況となったのです。
このことに気づいた瞬間、私の波動はシフトしました。
結論から言うと、数日間を要したものの、サーバー側のサポートがあったお陰で消去されたデータを奇跡的に復元することができました。
嫌な出来事、ショックな出来事の裏には必ず重要な意味があります。自分の感情から逃げずにしっかりと感じることで、エネルギーはシフトしていきます。
- プロフィール詳細はこちら
- 個別セッションはこちら
- オンライン・セミナーはこちら
- E-Book および瞑想ファイルはこちら
© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は百瀬章子が所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。