【男性性と女性性の統合】繋がる力と断ち切る力

私は、日本人は「繋がり」や「絆」という概念が好きな民族だと思っています。

近代では第二次世界大戦から今日まで、「一致団結」とか、「繋がり」「調和」が叫ばれる文化があると考えています。

相手と繋がれる力は、女性性が担っているものです。

逆に、相手と自分をしっかりと区別して明確な境界線を設け、互いの領域を侵害し合わないように適度な距離感を保つこと、つまり、必要なときに繋がりを「断ち切る力」は男性性が担うものです。

自分にとって害となる相手と縁を切ったり、立ち入ったことを聞いてくる人や過干渉な相手を遠ざけることは、健全に生きていくために必要なことです。

多くの日本人には境界線がありません。境界線の概念をしっかりと学び、相手と自分との間に適切な距離を保てるようになるためには、「繋がる力」と「断ち切る力」の両方が必要なのです。

さみしさと共存することを覚えない限り、人間は自分を守りながら相手を大切にすることを学べません。

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