失敗は人生の必須項目

人生で失敗したくないと考える人は多いと思います。また、離婚や失業を「失敗」と捉える人も多いと思います。

私たちは、「失敗」という概念(観念)そのものを根本から見直す必要があります。

私たち人間は、「失敗」を通してしか学ぶことができないという側面を持っています。失敗が一つもない人生などはあり得ないし、また失敗がなければ、そこには成長も学びもないのです。

厳密に言えば、「失敗」というものは人生には存在しておらず、すべてが「経験」なのです。

失敗から学ぶのが成長

人生の早いうちに結婚と離婚を経験した人は、「失敗してしまった」と思うかもしれません。

結婚と離婚は人生でもとりわけ一大事に属するイベントです。若いうちにそれを経験できたことは素晴らしいことですし、何よりも大切なことは、その経験から「何を学んだのか」ということです。

私が知るある人は、20代の早いうちに結婚と離婚を経験し、「人生で最も大切なことは、自律して生きることだと学んだ」と言います。

20代で人生の一番大切な真理にたどり着いたのですから、結婚と離婚はそれを学ぶための素晴らしい経験として役に立ったと言えるでしょう。たった一度の経験で真理を掴んでしまったその人は、意識レベルと発達段階が高い方だと言えます。

人生のある時点で莫大な借金を背負う人もいます。「お金」の学びに取り組むためには必要な経験としてもたらされるものです。そのような苦境を乗り越えることによって、この人はお金に関して多くのことを学ぶこととなります。

それこそがこの経験の目的そのものなのです。

学ばなければ成長はない

私の経験では、何度同じ経験を繰り返しても一向に学ぼうとしないのが人間なのです。その弱さが人間らしさとも言えます。

何度同じことを経験しても、自分の痛みと真正面から向き合う準備ができていないうちは、逃げ続けます。

相手が悪い、子供が悪い、親が悪い、会社が悪い、社会が悪い、国が、政府が・・・。

常に自分以外の誰かや何かのせいにして、自分の人生の責任を自分で負おうとはしないのです。自らの失敗に向き合い、そこから真摯に何かを学ぶ姿勢を持てなければ、一生かかってもどれほども成長はできないのです。

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最初から完成された人などは一人も存在していません。私たち人間は、未完成で生まれて経験を積み、未完成のままこの世を去るのです。経験の中で失敗を通して成長し、経験から学んだエッセンスを携えて次の人生へと備えるのです。

失敗は人生の必須項目

失敗することはダメなことでもなんでもなく、人として成長するためには絶対に必要なことです。逆に、失敗を恐れて行動せず、何も学ばず成長せずに人生を終えることの方を恐れた方が良いでしょう。

人間の本質は進化と拡大にあります。いつまでも同じ算数のドリルを繰り返しできないのは、人間には本能的に成長欲求が備わっているからです。失敗を恐れるあまり同じところへ留まり続けるような生き方には、ある種の閉塞感があります。そこにはもう成長の余地がないからです。

失敗は恥ずかしいことではありません。大いに行動して大いに失敗し、それを糧として学びを得る。それが人間として人生を生きる王道であると、私は考えます。

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1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

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