私はこのサイトを運営するにあたり、「本当の自分」や「自分は何者であるか」ということを最重要項目として掲げています。
2015年に私自身のアセンションのプロセスが本格化して以来、「私は一体何者であるか」という命題に対する答えを探り続けてきました。
当初、それはどこかに隠されていて、必死に尋ね歩けば教えてもらえると思っていました。しかし、当たり前のことですが、いつまで経っても答えは見つかりませんでした。
そして、答えは思いがけないところにある時ふと見つかったのです。
「思いがけないところ」とは、「私の中心(真ん中)」です。
- 犬よりも猫が好き
- 生卵が大嫌い
- 日本に暮らすより海外で暮らす方が好き
- 好きな色は紫と青
- 完全インドア派
- 外出は嫌い
- 手作りするのが好き
- 音楽は演奏するより聴く方が好き
- ヘビーな音楽が好き
- 食べ物にはあまり執着がない
こうしたことが、「私は何者であるか」の答えだと気づいたのです。
上に挙げた項目は、「私という人間に生まれながらにして備わった特徴」で、変えようと思っても変えることができない類のものです。
努力で変えられるものではないものを「個性」と呼びます。
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世の中は、私という人に様々な「役割」を押し付けようとします。
- 日本人
- 女性
- 40代
- 学歴
- 職業
- 子供の有無や数
- 資産の額
- 持ち家の有無
こうしたものは、一見「私という人」を表すものに見えるかもしれませんが、その実「私という人の仮面」に過ぎません。社会の中を生きていくにあたり、便宜的に身に着けた仮面(アヴァター)です。
この世の大多数の人たちは、社会に受け入れられるために「良い仮面」づくりに精を出します。自分の子供たちにも「良い仮面」を被らせようとします。
そして「個性」や「自分らしさ」は失われていくのです。
自分が何者であるかを知るためには:
- 自分は何が好きで何が嫌いか
- 自分はどんなライフスタイルを持っているのか
- 自分はどんな価値観を持っているか
- これだけは譲れない自分だけの哲学は何か
こうしたことを明らかにしなくてはなりません。
それは、誰かに教えてもらうものではなく、自分の人生を生きることによってのみわかってくることなのです。
どこかに人生の正解が書かれた「人生の虎の巻」があって、それさえ読めば悟りを開けると思っている人には、いつまで経っても人生の秘密は解き明かされません。
それよりも、一日一日を真剣に自分に向き合いながら生きている人に人生の秘密は解き明かされます。
人生の秘密とはすなわち、「自分は一体何者であるか」ということです。
私たち人間は、伊達に年を取る訳ではありません。
20代よりは30代、30代よりは40代、40代よりは50代と、人生を進むにつれて深まってくるもの。それが自分らしさなのです。
私たちは誰しも、自分を生きなくてはなりません。社会に適応したり、周りに合わせたり、みんなとうまくやれるようになるために生まれて来た訳ではない。誰に気兼ねすることなく、のびのびを自分を生きるために生まれてきたのです。
協調性や合わせることを過度に要求される日本の中で、自分を貫いて生きることは並大抵のことではありません。ですが、今は自分を生きる時代であると私は確信しています。
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