本当にしたいことの一番確実な見つけ方 -真の自己実現へ向けて-

自己実現とは、自分の本性に従い、本当にしたいことをして生きていくことを指します。

自己実現を目指す多くの方は、「自分が本当にしたいこと」は何かを知り、それに邁進できることを夢見ていらっしゃると思います。

ある日何かしらのひらめきがあって「コレだ!」というものがわかり、これから一生それをやって生きていくようなイメージ。

かくいう私も、以前はいつかそういうものが見つかるのだろうと思って探し続けていました。

結論から言うと、「コレだ!」というものは、時とともに変わります。

また、「コレだ!」というものが見つかったとしても、それがうまく行くとは限らないし、やってみたら案外しっくりこなかったということも大いにあり得る。

そんな遠回りをすることなく、できれば今すぐ本当にしたいことを始めてもらえるために、今回は私の経験に基づいた「本当にしたいことの一番確実な見つけ方」を書いてみたいと思います。

「今」やりたいことをとにかくやる

「自分が本当にしたいこと」を知るための一番早くて簡単な方法は、「今」この瞬間「やりたいこと」をとにかくやることです。

え?何それ?

と思われるかも知れませんが、これだけが唯一確実に「自分が本当にしたいこと」まで導いてくれる道なのです。

  • 眠ければ寝る
  • 食べたい物があれば食べる
  • 行きたい場所があれば行く
  • 観たい映画や動画があれば観る
  • 着たい服があれば着る

とりあえず何でもいいからやってみて、そこで何か感じたら、都度軌道修正を加えていく。

ここでの目的は、小さな「自分がしたいこと」を積み重ねることで、自分の中にエネルギー(元気)を蓄えていくことと、「データを収集」することです。

「やりたいこと」と一言で言っても、その奥行やレイヤーは複雑です。

まずは一番簡単なステップを積み重ねることで、少しずつ奥行を探っていくことができます。

誰かの言う事ではなく自分がしたいことをする

ここで大切なことは、「自分が本当にしたいこと」をする、ということ。

親や友達や先生やメンターや著名な誰それが言っていることではなく、動画や本やブログで薦められることではなく、「自分が本当にしたいこと」をすること

たとえそれが周りから反対されることであっても、です。

だから、誰にも相談せずに、自分一人ですべてを決める癖をつけること

何をしようか、どれを選ぼうか迷ったら、誰かに相談する前に、自分にこう聞いてください。

「私は本当はどうしたい?」

例えば、もしも今あなたが別れてしまったけれども忘れられない元恋人がいるとしたら。

友達はみんな「前へ進んだ方がいいよ」と言うかもしれません。

でも、もしもあなたが忘れられないとしたら、それはまだ元恋人を通してあなたが学ぶ必要がある「何か」やり残しがあるというサインです。

だから、他の人の言う事に従うのではなく、あくまでも「自分がしたいこと」にとことん従って行動を起こしていくことが大切です。

そしてその責任は自分がすべて負い、学ぶべきことを学び尽くすくらいの気概でことに臨むことです。

その経験を通してあなたは人として成長し、「次の何か」への扉を開けることとなります。

だから、とにかく今目の前にあることがたとえ何であれ、「自分がしたい」と思うことをすること。

それが鍵です。

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修正を加えていく

数か月これをやっていくと、やがて色々なことがわかってくると思います。

  • やりたいと思ってやってみたけど、自分には合っていなかった
  • 飽きてしまったから別なことをやってみたい
  • 面白かったけど向いていないかも
  • もっとここがこうなった方がいいかも

こうしたことすべてが、経験を通して得られた貴重なデータです。

私たちは、経験を積むことを通してのみ、自分に関するデータを得て蓄積していくことができます。

だからこそ、「今」この瞬間にやりたいことをとにかくやってみて、データを収集することが必要なのです。

そこで得たデータを基に、今度は何か別なことをやってみるステージへと移行します。

  • やり方を変えたり
  • やることを変えたり
  • 一緒にやる人を変えたり
  • やるタイミングを変えたり

このようにして、またしばらく自分のやりたいことをとにかく行動に起こすことを続けてみます。

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いつの間にかやりたいことをやっている

この通りに数か月~数年の間実行していれば、気づけばいつの間にか「本当にしたいこと」をやっている状況に気づくこと思います。

私の場合、それは自分のブログを持ってその世界を極めていくこと、自己表現を極めていくこと、ひいていはそれが社会をより良くすることに繋がることですが、それもこれも一重に目の前にある「今やりたいこと」を追求した結果たどり着いたものです。

最初から「コレだ!」とわかっていたわけではなく、小さなステップの先に「見出した」もの。

怖れはモレなくついてくる

「自分が本当にしたいこと」をする前には、怖れがモレなくついてきます。

もしもあなたが「やりたい」と思うことが、何の怖れも感じずサクサク行動に移せてしまうものであれば、それは本当にしたいことではない可能性が高いです。

何の怖れも感じないということは、今までの自分のコンフォートゾーンの範囲内で事に当たっているという意味です。

もしも「自分が本当にしたいこと」であれば、コンフォートゾーンから一歩も二歩も出ていかなくてはなりません。

そのため、周囲の反発や反対も大きなものとなるでしょう。

周囲の反発や反対とは、自分は自分の潜在意識の中に入っている怖れや不安が具現化したものに過ぎません。

そこを突破できないと、ズルズルと今までの自分に戻ってしまいます。

怖れの先に「自分が本当にしたいこと」があるのだと理解して、勇気を持って乗り越えて欲しいと思います。

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「やりたいこと」は常に変化する

やりたいことは常に変化していきます。

まずはそのことを念頭に置いておきましょう。

古い時代ならいざ知らず、一つのことを10年も20年も続けるような生き方は、今の時代にはもはやそぐいません。

変化と成長のスピードが速まっていますから、成長が速い人であれば、半年前に着ていた服でさえも違和感を覚えて着られなくなってしまうこともあります。

「やりたいこと」も同じで、安定しないのが新しい時代のスタンダードです。

私が自分で仕事を始めたのは、2013年にアニマル・ヒーラーとして駆け出したのが始まりでした。

当時は動物専門の癒しを仕事にする気でいたのです。

2016年にレイキやエナジーワークを伝授する仕事へと転向。

それから2018年にはアセンション・コーチへ転向、2020年に入ってからは軸足をティーチャーやメンターへと移してきました。

「やりたいこと」を変えることを怖れず、常に新しいことにチャレンジするくらいの心構えで、どんどんと変化を受け入れていきましょう。

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