消えゆく故郷 香港の陥落を目の当たりにし

私が15年半暮らした香港で、市民に人気があった地元新聞の Apple Daily(蘋果日報)が閉鎖に追い込まれようとしています。

※ 6月25日追記 Apple Daily(蘋果日報)は香港政府による資産凍結の影響を受け、6月24日に休刊に追い込まれました。香港紙で唯一中国共産党批判を辞さず、監視の目としての役割を果たした新聞でした。創業者のジミー・ライ氏は民主主義を愛する中国人として、自らの役目を全うし続け、現在は留置場に拘留されています。

香港警察は国家安全維持法を盾に、同紙の記事少なくとも10本が法に触れた可能性があるとして、蘋果日報の記者5人を逮捕。蘋果日報の社長であるジミー・ライ氏は以前逮捕されて拘束されたままです。

蘋果日報の資産や口座は政府によって凍結されており、通常業務が続けられるあと数日分の現金しか残されていないと報道されています。

参考記事

以前から、香港の知人・友人から話を聞くにつけ、私の中には静かな怒りが蓄積してきました。そして、怒りと同時に強い悲しみも感じます。

私が知る香港は、陽気で楽しくエネルギーに満ち満ちて、自由に何でもできる場所でした。私のパートナーが取材を受けて、蘋果日報に記事として載ったこともあります。

香港が砕かれていく悲しみと悔しさ

もう戻れないのだという後悔

過去生から続く私の「故郷喪失」の傷が刺激されます(過去生で何度か故郷を追われる経験をしています)。


新聞を始めとするメディアは、民主主義の象徴ともいえるものです。インターネットが普及した後でも、香港の人たちの新聞好きは変わりませんでした。蘋果日報は香港では一番親しまれている新聞でしょう。

人類は、独裁政治にNo.を言い続け、あくまでも民主化へ向けて進まねばなりません。それが進化の方向だからです。

今回の中国による香港圧制は恥ずべき後退の一つで、このままで済ませてはならないことです。

たとえどんなに時間がかかろうとも、香港の民主化を取り戻すこと、そしていずれは世界から独裁政治がなくなることを目指さなくてはなりません。

自分自身の痛みを感じながら日々を過ごすと同時に、民主化に対する支援を行う決意を新たにしました。

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