アディクションと表面的な症状の関係

過去数日、アメリカの俳優ジョニー・デップの泥沼裁判のことが話題です。争点はジョニーの DV 疑惑。

ジョニーは元パートナーたちの証言にもあるように、もともとは優しい人だと思います。でも、アディクションがひどくなったときに暴力的になると、アンバーは訴えています。

表面的なことしか見えていなければ何の解決にもなりません。DV とは表面に浮上している「症状」の一つで、そこに争点を当てても仕方がないのです。DV の裏にはアディクション(依存症)があるし、その裏には熾烈な心の痛みがあります。

ハリウッドではジョニーだけではなはく、同年代ではブラッド・ピッドも同じ構造の問題と向き合っています。

確か数年前にブラッドの泥沼裁判を見た時に、「ジョニーはどうしているのかな」と思ったんでした。数年遅れでようやくジョニーの番。アセンションが進むにつれて、より多くの人たちが自分と向き合うことを促されているように感じています。

若い頃は勢いだけで乗り切れたことも、50代に入って、人生が彼らに追い付いてきたのです。見て見ぬフリをして逃げ続けた自分自身と、人生のいずれかで向き合わなければ、前へ進めない地点が来る。臨界地点なのです。

ここでしっかりと自分と向き合うことが出来れば、「本当の自分」と出会うことができます。ブラッドは数年前、ここに取り組んでいました。苦しい胸の内を赤裸々にインタビューで語っていました。

癒しの期間はつらいものです。孤独なものです。でも、前進するためには、やり遂げなくてはならないのです。

アディクション

幼少期に経験した痛み → アディクション(依存症) → DV

こういう流れであるから、潜在意識に閉じ込められている「痛み」のエネルギーにダイレクトに繋がって、ここを癒して昇華していく必要があるのです。

アディクションは潜在意識に残る「愛情飢餓」を埋めるための代替手段として用いられるもので、身体に害だとわかっていつつも止められません。

根本にある見捨てられ不安と愛着障害を癒さないままアディクションだけを断ち切ろうとしても、何か別のマシなものへ移行するだけで、根本的な解決にはならないのです。

私自身、見捨てられ不安と愛着障害に起因する重度のニコチン依存を断ち切るために、何年もかけた経緯があります。

アディクションの種類

私の昔の友人の一人は典型的な買い物依存症でした。セールの度にハイブランド・ショップを回り、トレンドの小物や靴や服を買いあさらずにはいられない。もう十分持っているのに、セールの度に大量の買い物をすると、「すごく満たされる」と言っていました。

結局、見捨てられ不安と愛着障害に起因する愛情飢餓を、どうやって満たすか、その代替手段が人によって違うというだけなのです。

  • セックス
  • 恋愛
  • 食べ物・飲み物
  • タバコやドラッグ
  • 買い物
  • ギャンブル
  • 友人関係・親子関係
  • 仕事
  • 趣味やペット
  • SNS やゲーム

今起こっている変化

この世には、幼少期に抑圧した痛みを紛らわすための「心のスキマ産業」が溢れ、3D世界の経済はそれで回っています。

もしも、すべての人間が健全化してしまったら、廃れる産業が沢山出て来ます。もうその兆しは見え始めています。医療業界はその最たるものです。

すべての人間の心的問題が解決されて健全な人が増えれば、いわゆる成人病はなくなります。 すでに世間では人々の砂糖離れが進み、コカ・コーラは減益の一途をたどっています。ファストフード店も、健康的な食事をする人が増えれば、生き残るのは難しいでしょう。 そしてそれは、決して「悪いこと」ではないのです。むしろ歓迎すべき変化なのです。

世界が大きく変わろうとしているとき、必ず痛みを伴います。今までうまくいっていたことはうまく行かなくなり、新しい方法を模索することを求められます。

今、内面の癒しに取り組んで、根本的な変容を受け入れようという人たちが増える中、必然的に世界は変化していくのです。

それは個人の生活でも同じです。ジョニーのことも、この大変容を無事乗り切れるよう、見守りたいと思います。

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