今の時代に自分らしく収入を得て生きていきたいと思うのであれば、やり方は一つだと思います。
ただ単に「起業する」とか「フリーランスとしてビジネスを始める」のではなく、「自分らしく」やることが一番のポイントなわけです。それがなければ意味がありません。
何年にも渡って他のライトワーカーたちやユーチューバー、自分のメンターたちを観察し続けた結果、全員ほぼ同じ方法で「自分らしく」収入を得られる生き方へとシフトしているという結論に至りました。
その方法とは:
- 自分のメディアを持つ
- メディアで自分を表現する
- それを続ける
- 自分に共鳴してくれる人たちを相手に価値を提供してビジネスを創る
です。
もう10年以上も前からこの方法論が取り上げ続けられてきましたが、今でもこの方法が最強だと思います。
ただし、時間がかかります。
なので、半年~1年で結果を出したいという人には不向きです。ですが長期的にみて、世間に合わせることなく自分を貫いて生きていきたい人にはこの方法をお勧めします。
自分のメディアを持つ
お勧めはブログかECサイト。クリエイターなら YouTube や海外で人気の Patreon (外部サイトへ飛びます) 。
日本ではあまり知られていない Patreon は、自分の作品をコンテンツ化して提供する代わりに、固定化したパトロン(支援者)たちから毎月の寄付を得るという仕組みです。
Patreon にアカウントを創って生計を立てることに成功したクリエイターは沢山います。英語ができて自分の作品をコンテンツ化している人は試してみる価値は十分にあると思います。
YouTubeについては後述します。
一方、ツイッターや FBやインスタグラム、 Note やその他の SNS的無料ブログ(はてなやアメブロなど)は単体で使うには無理があると感じています。
フォロワーを増やすには向いていますが、他メディアに依存しているという側面は否めないからです。
自分のコンテンツの諸権利が他メディアに属しているため、プラットフォームの意向に制限されたり振り回されたりするすることから逃れられないのです。ある日突然利用規約に変更がかかれば、自分のアカウントが影響を受けることは必至です。
それよりも、自分だけのドメインを取って「自分の世界」を構築できるメディアを選ぶことをお勧めします。ここは完全に「自分の世界」なので、他者の意向で制限がかかったり不本意な広告を入れられて搾取されたりするストレスはありません。
すべての自分の責任と権利なのです。
YouTube も SNS の一種ですが、他と違うのは圧倒的な知名度と集客力の高さです。YouTube にも様々な制限や自分の意志とは言えない広告が入りますが、それを踏まえても今のところメリットの方が上回っていると考えます。現在のところ動画を使って自己表現したいのであれば YouTube一 択でしょう。
メディアで自分を表現する
ウェブサイトやブログや YouTube を持つのであれば、「自分オリジナルのコンテンツ」を発信することです。
「尊敬する誰それがこう言ってました」「著名なあの方があぁ言ってました」ということではなく、まとめサイトやキュレートでもなく、「自分はこういう人です」という部分を前面的に表現していくのです。
「自分はこういう人です」という部分とは、
- 価値観
- 世界観
- 意見
- 人生経験
- 好きなこと嫌いなこと
こういうものを指します。
それを続ける
メディアの種類と内容が決まれば、あとは発信を続けるだけです。
私が観察したところ、ほとんどの人は8~10年ほど諦めることなく発信を続けたときに劇的な変化が起こっています。早い人なら3~4年で手ごたえを感じ始めますが、最初の2年くらいは芽が出ないと思っていた方が良いでしょう。
私の場合は、レイキを伝授していた時に始めたブログ(ワードプレス)は約1か月で反応が返ってきました。「レイキ」というキーワードに興味を持つ人が割と沢山いたのです。かなり早い段階から申込が入り始めたし、その後コーチングに移行してからも反応はあり続けました。
ただ、やっている途中で「これは自分がやりたいことではない」ことに気づいてしまい、途中で大幅な路線変更を行いました。今まで来ていたタイプのクライアントはすべてお断りし、まったく新たなプラットフォームをゼロから構築しなおしたのです。
しかし、「振出しに戻る」ということではありませんでした。数年の間に私のクリエイターとしての能力は開花していましたし、新しいプラットフォームでは自分らしさをよりよく表現できるようになっていたからです。
試行錯誤を繰り返し軌道修正を重ね、諦めることなく改善を繰り返しながらとにかく10年は続ける。
この気構えが必要です。
ビジネスを創る
一番大事な部分ですが、ビジネスを創るとはつまり「自分はどんな価値を提供できるのか」という一点につきます。
- 誰の
- どんな問題を
- 自分ならどう解決できるのか
これが自分のビジネスになるわけです。
そうした明確なものを持たないアーティストタイプなら、自分のアートがビジネスそのものです。アクセサリーでも良いし、絵画や写真、動画など、ありとあらゆる「表現」がビジネスになります。
不特定多数の人に「合わせたビジネス」をやるわけではありません。自分のメディアに惹かれて来てその世界観に共鳴してくれる人たちだけを相手にビジネスを行うのです。
ビジネスが軌道に乗るまで、どう生活を凌いでいくかは人それぞれ違います。
蓄えがある人ならばそれを切り崩しながら生活できるし、親元へ身を寄せて、生活費を抑えながら自分の仕事に打ち込む人もいます。あるいは、バイトや副業を兼業して生活を賄う人もいます。
ライトワーカーで多いのは最後のタイプだと思います。私のメンターの一人も、ヒーラーとして自立するまではカフェでウェイトレスをして生活費を稼いでいたと言っていました。休みの日に YouTube を更新したり、本を書いたりしていたそうです。
8~10年の間続けられるかどうかは一重にその人の情熱の強さにかかっています。自分を信じてその間を忍耐できるかどうか。
何度も自分の限界を感じるだろうし、絶望感に襲われるかもしれない。それでも続けていきたいと思えるかどうかは情熱があるかないかの違いです。
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