当サイトで掲載している各テストは、すべて私が考案したものです。中でもオールドソウルテストはとても人気があり、数年前に公表してから今まで多くの人に受けていただいています。
意外に思われるかもしれませんが、私はすべての回答に目を通しています。回答の内容を見て、質問内容を改良したりテスト自体を精査したりしてきました。
その中でいつも思うことは、「矛盾した回答をする人が多いなぁ」ということです。
テストはある種の法則に則って作られています。意味のない質問や採点は基本ありません。例えば A の質問に「はい」と答えた人であれば、Bの質問には「いいえ」と答えるはず、という法則的なものが歴然と存在しているのです。
ところが、多くの回答を見ていると、Aの質問に「はい」と答えた人が、Bの質問にも「はい」と答えているケースがかなりあるのです。つまり回答が矛盾している。
例えば、「合わない人たちと表面的に付き合うより、友達が一人もいない状態を選ぶ」に「はい」と回答した人であれば、「子供の頃から周りとは上手くやれるし協調性もある」という質問は「いいえ」と答えるのが自然ですが、なぜか両方とも「はい」と回答している人がすごく多い。
また、「国境や国を超えた世界市民(コスモポリタン)の意識がある(人種や国籍を超えた友人たちがいる)」という質問に「はい」と回答した人であれば、「色々な国へ旅行して未知の体験をするのが好き」という質問には「はい」と回答するのが自然ですが、ここが「いいえ」となっている人もすごく多い。
これは何を意味するかと言えば、回答者の内面が深刻に分裂していて、回答者自身自分のことがよくわかっていない、葛藤がある、つまり、人格に一貫性がないということです。
一つには、「自分はこうだ」という回答をしているわけではなく、「自分はそうではないけど、そういう風でありたい」というものにも「はい」と回答しているケースがあります。「今の自分はまだコスモポリタンではないけれど、そういう風でありたい」ので「コスモポリタンかどうか」という質問には「はい」と答え、いざ「では、色々な国へ旅行して未知の体験をするのが好きか」というコスモポリタン的な質問が来れば「いいえ」と本音が出てくる。
二つ目には、自分がよく見えていないケースがあります。「合わない人たちと表面的に付き合うより、友達が一人もいない状態を選ぶ」くらい芯がしっかりした人であれば、幼い頃よりマイペースで「協調性なんて糞くらえ」という人が多いのですが、本当はそうではない。周りの視線や世間体を気にして「協調性がない」と言われることを恐れるために、「子供の頃から周りとは上手くやれるし協調性もある」という質問は「はい」と答えてしまう。そしてそのことに対して自覚がない。
内面が分裂しているのです。
今まで多くの方に受けていただいて、「一貫性がある人格」を感じられた回答は、5つあるかないかです。かなり一貫性のあるしっかりとした人格が感じられた回答は一つだけでした。
皆さんは「たかが無料テスト」と思われるかもしれませんが、私たちエナジーワーカーは、こうしたところからもその人の波動を如実に感じ取っています。
テストを受ける際には是非、頭で考えた回答ではなく、「事実に基づいた回答」を心がけてください。ありのままに正直に回答してさえいけば、自然と一貫性が出る回答になるように作られています。
一貫性がない回答になってしまう人は、どこかで誤魔化そうとしていたり、自分をよく見せたいと思ったりしているということです。
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