男性は夢や理想を追求し、女性はそれを支える土台となる。
これは日本の中にいまだに見られるパートナーシップの「雛型」というか、「こうであって欲しい」という青写真的なものです。
男性が夢を実現させる手伝いを女性がする。
女性はあくまでも男性のサポートで、そこにこそ女性の歓びや幸せがあるという考え方。
もちろん今までの時代そうした幸せがあったと思いますし、それ自体を否定するつもりはありません。
ですが私は、新しい時代のパートナーシップはそれとはまったく正反対の在り方であると感じています。
少なくとも私が見ているパートナーシップの成功例は男性主体ではなく、すべて女性主体です。
「肉食系女子」とか「女性から男性にアプローチしろ」とか、そういうことではないのです。
それは単に女性が男性の役割を担ってしまっているだけ。
女性は男性を追い回したりはしないものです。
ただ今までは男性の夢を実現させるのを女性が支えていた構図が、女性の夢を実現させるのを男性が支える構図に変わってきているということ。
この記事では、私が実際に見ている「新しい時代のパートナーシップの在り方」を、順を追って書いていきたいと思います。