私たち人間は、自分で自分を愛した分しか他者を愛することができません。人間は、自分を扱うのと同じように他者を扱うからです。
自分の身体の具合が悪くても我慢して様子見をする癖がある人は、自分の子供が具合が悪いときにも、同じことをするように期待します。
自分がかつて自分の親からそのように扱われたからであり、また自分自身も自分に対して同じようにしているからです。
アセンションのプロセスでは、自分で自分を愛せていない部分が浮き彫りになります。自分のすべてを愛せるようになるためです。多くの場合、それは「シャドーアスペクトの浮上」という形で起こります。
シャドーアスペクトとは
シャドーアスペクトとは、自分で認知できていない自分の要素のことです。それを、他者の中に見出してイライラしたり怒りを感じたり、逆に強く憧れたりする現象を心理学用語では投影と呼びます。
自分を取り巻く世界の中に自分のシャドーアスペクトばかりを見出しながら生きるのは、地獄です。解決策はただ一つ、自分を受け入れて愛することを学ぶことです。
自分で自分を愛することを学ぶ
私たちは誰しも、「親から愛されなかった」という経験を持ちます。あなただけではなく、人間なら、多かれ少なかれ、誰でもそうなのです。よほど恵まれた環境に生まれた人ですら、見捨てられたり拒絶されたりという経験を持つのです。
アセンションのプロセスの中では、「自分で自分を愛する」訓練を積んでいきます。具体的なやり方がわからない方は、個別セッションにて指導を行っています。

1973年長野県生まれ。20年以上に渡り海外5か国に暮し働きながら、心理学、宗教学、人智学、形而上学(メタフィジカル)などを学び実践してきた経験を持つ。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たちの覚醒の支援・サポートを行っている。
- 相談なさりたい方はこちら
- E-Book および瞑想ファイルはこちら
- オンラインコースはこちら
© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は百瀬章子が所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。