「キャリア」に関する意識を変える

今の時代に、キャリアに関する意識もシフトする必要があると感じています。

「実力主義」とか「終身雇用」とか、「正規」とか「非正規」とか、フレックス制とかテレワークとか、そういういう話をしたいわけではないのです。

上に挙げたすべては、「3次元思考の枠組み」範囲内の話です。

この記事で書くのはそういう内容ではなく、もっと根本的な「キャリアというものに関する意識のシフト」の話です。

大前提となるのは、今は過渡期であるということ。

古い時代のすべてが崩れ去り、新たなものが生まれようとしています。キャリアに関する意識もその一つで、この記事では、これからのキャリアの捉え方というテーマで解説していきます。

記事要約

キャリアとは「自分らしく生きる」ことの一部。本当の意味で自分らしく生きたいのあれば、キャリアや働き方も「自分らしいもの」を選ぶ必要がある。自分の本質を知り、それに忠実に生きることで、自分だけのキャリアを創っていく。そういう意識が今の時代には必要。

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ある日本女性の犠牲者発言

数年前に、私と同じ年の日本女性のインタビューを読みました。

契約社員として3年間働いたその女性は、「いずれは正社員に」という会社側の言葉を信じてきた。しかし、3年修了時に契約は更新されず、雇い止めとなったということでした。

「会社を信じて働いてきたのに、使い捨てにするんですね」

多くの日本人にとって女性のこの発言は特に違和感がないかもしれません。でも、私にとっては衝撃だったのです。

会社に養ってもらうつもりでいたんだ・・・。何という依存何という被害者意識

雇用主との意識の癒着が激しい日本

日本では伝統的に、「働く側が雇用主に尽くす」構図があります。誠心誠意尽くす代わりに、会社に人生の面倒を見てもらう。令和の今の至るまで、この「丁稚奉公意識」は日本人の集合意識の中に歴然とあるように感じています。

言ってみれば「機能不全の親と子の関係」で、雇用主を親として、親に逆らうと生きていけない子供の心理が雇われている側と言えます。依存があるために、自分らしい生き方をすることができません。

世界の先進国では「キャリアとは自分で創るもの」という意識が一般的です。つまり、働く側の意識がある程度自律しているのです。

なので、たとえ契約が更新されなかったとしても、「使い捨てにされた」という犠牲者用語は出てきません。

会社や団体に対して愛着を感じたり、誇りを持つことはあったとしても、日本文化のように、働く側と雇用主が「べったりと癒着した」関係ではないのです。

ある職場(会社)で自分がハッピーでないと気づけば、延々と愚痴を言うようなことはせず、新天地を求めて行動を起こすのは極めて普通のことです。その際に同僚や家族の同意や理解を求めることは通常ありません。完全に個人の自由意志の問題だからです。周囲のコンセンサスを得られないと仕事を辞められないと感じる日本文化とは、だいぶ違います。

横並びで同調圧力が強い日本文化と、個人を大切にする個人主義文化との違いと言えるでしょう。どちらが良くてどちらが悪いという問題ではありませんが、発達段階の視点から言えば、前者の方がより未成熟で、後者の方が成熟していると言えます。

働く側が自立していない

日本では、働く人たちの意識が自立していないと感じます。

日本では普通に使われる「正規」「非正規」という言葉も、依存意識から生まれてきたものだと思うのです。

キャリアは人生の大切な要素の一つです。自分の人生の一大事を、他者(会社)に依存している意識状態は、今の時代とても危ういと感じるのです

日本人は、自分がどういう働き方をしたいのか、ひいてはどういう生き方をしたいのか、よくわかっていない人が圧倒的に多い。社会のシステムに何の疑問もなく取り込まれている人がほとんどであるように思われるのです。

自分らしさを知りそれを生きる

キャリアとは「自分らしく生きる」ことの一部であると私は考えます。

本当の意味で自分らしく生きたいのあれば、働き方も「自分らしいもの」を選ぶ必要があると考えているのです。

私は、26歳のときに日本で得た正社員の仕事を3か月で辞めて、香港へ行ってしまいました。先の見通しがあったわけではありません。ただ、いわゆる日本の「正社員」という働き方と生き方は、自分には合わないとことだけはハッキリしていたのです。

それから16年間に渡り香港で暮らしました。

安定や変化のない生活は退屈で発狂しそう。それよりも自由と好奇心が欲しい。それが「私という人間の本質」なのです。だとしたら、それに忠実に生きるより他はない。もしも幸せを実感したいのであれば、です。

キャリアや働き方は、その延長線上にあるものだと私は考えているのです。

職業は自分で創る

今となってわかるのは、私の天職とミッションは、世俗的な職業の中にはないということです。

弁護士とか会計士とか、カウンセラーとか保育士とか、経理とか営業とか、そういう「職業リスト」の中に私の仕事は見つからない。

私は私らしく生きることを貫き、その姿を見せることで、周囲に影響を与える。人々の意識改革を促す。それが「私の仕事」であると気づいたのです。

「何をして生きるか」よりも、「どう生きるか」。私の場合は、「生きざま=キャリア」なのです。

「よし!心理カウンセラーになろう」とか、「よし!〇〇商品を創って売ろう」などの先にゴールありきの生き方ではなくて、その時その時の自分に正直に選択していくことが、次第に仕事となっていく生き方と言えます。

天職を知るために

自分の天職を知るためには、とことんまで自分に正直になる必要があります。お金を稼げるか、世間はどう思うか、社会に受け入れられるか、ではなく。

そして、3次元意識の思考回路にどっぷりとつかって、将来への不安や心配に囚われないことが必要です。

  • 自分は何が得意で何が不得手か
  • やりたいことは何で、やりたくないことは何か
  • どういうスタイルで働きたいのか
  • 自分にとって最も大切なことは何か
  • これだけは譲れないことは何か
  • どこで働きたいのか
  • どういう時間帯が一番自分にとっていいのか

他者の正解ではなく、「自分だけの答え」を出していく必要があります。

もしもあなたが規則正しいルーチンがないと落ち着かないタイプの人であるなら、安定的で規則正しい生活を送れるような仕事を求めるべきでしょう。自然や虫が苦手なら、「キャンプに興味があります」などと言ってはならないのです。誰しも「自分の本性に忠実」に生きるべきなのです。

自分をよく知るリスト

私のケースを簡単にご紹介すると:

  • 場所を選ばずできることをしたい
  • 仕事時間は午前10時~午後8時の間
  • 午後8時以降は完全に自分の時間
  • 対人や接客は向かない
  • 肉体労働は不向き
  • 室内ワーク大好き
  • 黙々と一人でできる仕事が向いている
  • 私にしかできない仕事をしたい
  • 手作業やモノづくりが好き
  • 得意なことは「書くこと」
  • 数字は大の苦手
  • チームワークは苦手、点と点で繋がるネットワークが合っている
  • 人見知りせず、社交性は高い

こんなリストを持っています。

自分なりの答えをすべて明らかにした上で、自分に合う仕事とはどんなものか?そこを考えて実行していくのです。世間にある職業を探すのではなく、自分で仕事を創っていくのです。

天職で身を立てていけるようになるには、ある程度の時間がかかります。少なくても10年は見ておいた方がいい。数か月~数年で何とかしたいと思うのであれば、恐らく難しいでしょう。

今はあらゆることが過渡期の時代ですから、先が見えない中を、手探りで進んでいくのです。試行錯誤を繰り返し、経験値を積み上げる中から学び、自分にはどんなキャリアが向いているのかを知っていく。

忍耐強く、楽観的に、プロセスのすべてを楽しみながら。

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プロフィール

1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

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