私が自分の生き方を思い出すまで

「自分の使命は何だろうか?」とか、「人生の目的を知りたい」と感じておられる方。どうしたらそれを思い出すことができるのかと知りたいことと思います。

数年前までの私は、とにかく使命や人生の目的を思い出したくて仕方ありませんでした。今から振り返ると懐かしいです。

そういうものを知る方法っていうのは、私は知りませんでした。

でも、今の私は自分の生きる道や生き方を確信を持って思い出しているし、このサイトのいたるところにそれが明文化してあります。

多くの方が恐らく誤解していると思うことは、「使命」とか「人生の目的」って「〇〇しなくては!」という義務感のことではないということ。

そうではなくて、胸の奥底から湧き上がってくる「〇〇したい」という静かな情熱のことです。

今から振り返れば、思い出すまでのステップはざっくりと以下のようにまとめられると思います。

  1. とりあえず自分を発信する箱(メディア)を創る
  2. 自分が好きなトピックで発信する
  3. 違和感がある部分を修正していく
  4. 毎日をしっかり生きる

これらを踏まえた上で、私が一体どうやって人生の目的や生き方を思い出したのかを時系列で書いていきたいと思います。

2017年 他者の世話に明け暮れていた頃

振りかえれば2017年、今からたったの4年前、私はまだ自分を生きる気などはさらさらありませんでした。

共依存がひどかったので、いつも自分以外の誰かの世話をしながら生きていました。私よりもパートナーの方がビジネスタイプだったので、常に彼のビジネスをどうやってサポートできるのかを考えていました。

まだ自分が自分の人生の当事者であるという意識がほとんどありませんでした。当時からウェブサイトやブログのデザインには興味があったので、「彼のウェブサイトをどんな風に創るか」ばかり考えていました。

そうやっていれば「自分の人生」と向き合う必要はなかったので、ある意味楽でした。

でも、すごく苦しかった

自分を生きていないことに根差す虚無感や心もとなさ、何とも言えない焦燥感と停滞感。他者の人生を生きようとしている限り避けようのないものだと、今ならわかるのですが。

2018年 とりあえず始めたブログ

その頃の私は、ワードプレスを使ってウェブサイトやブログを創ることはできました。ウェブデザインに興味があったので、独学である程度のことは学んでいたのです。

ですがブログに書く内容となると日常生活のこと以外に思いつかず、「箱(いれ物)はあるけど中身がない」とよく人に言っていました。

しかし、2017年9月に出会ったメンターの影響で、とりあえず自分の意見を書いてみようという気になりました。書く内容は、私が持っている社会に対する違和感や、外側から見た日本の様子などでした。

ブログ自体は2005年からやっていましたが、自分の価値観や意見を述べたブログを公開したのは2018年が初めてです。そのときに、自分の名前も公開しました。ペンネームや匿名ではなく、自分の名前で価値観や意見を公表し始めたのです。

世間に対して自分の存在を宣言した始まりでした。

当時は、お金を稼がなくてはならないけれど、やってもいいと思える職業がありませんでした。専門の翻訳はもうウンザリだったし、会社勤めなんて死んでも嫌。バイトも嫌。

仕方なく、当時唯一やってもいいと思えたレイキとエナジーワークを仕事にすることにしました。やりたくてやった訳ではなく、背に腹は代えられなくて仕方なくという感じでした。

ブログにレイキとエナジーワークの申し込みページをつけたら、申し込みが入るようになりました。

2019年 嫌気がさし始める

2018年に始めたブログや仕事は一見順調そうに見えました。読者はすぐに増えたし、仕事の申し込みもありました。

けれど、私の中のストレスと不満は募る一方でした。

前年に何となく始めた活動でしたが、「私が本当にやりたいのはコレじゃない」感が半端なくなっていたのです。

当時来てくれていた読者やクライアントは、私が来てもらいたいと思う人たちではありませんでした。どれだけ書いても、真意が伝わらない人たちに来てもらっているのでは意味がない。そう心を決めたのは2020年を目前に控えた2019年の12月末でした。

そこで、それまで2年間育てたブログを閉鎖することにしました。

2020年 とうとう思い出した

2020年の頭から、私は何とかして自分の使命や人生の目的を思い出して仕事にできないかと考えていました。その頃、何気なく見た Netflix のドラマシリーズの中に大きなヒントがありました。

イスラエルのエルサレムに暮らす25歳の若者を主人公としたドラマ。

ユダヤ教超正統派として生まれた彼は子供の頃から変わり者、周囲の「常識」から外れた生き方しかできません。そんな彼が情熱を傾けるのは絵画ですが、超正統派のコミュニティの中では、髪を出した女性を描く彼の作品は「恥知らず」と酷評されます。

そのドラマを観ているうちに、「私だったら、どんな風に彼をサポートできるかなぁ」と考え始めたことがきっかけでした。

そうか、私はこういう人たちが自分らしく生きられるようになるサポートをしたいんだ。

このとき浮かんだこのアイデアは、私にとって本当にしっくりと感じるものでした。

そうか、そうだったんだ。こんなにシンプルなことだったんだ。

それ以来、私は「オールドソウルの自己実現のサポート」というミッションを全面に掲げながら生き始めることとなりました。

意を決して新しいブログサイトを立ち上げました。

2021年 使命を実践へ移す

2020年の10月末に移り住んだ札幌。これが一つの転機となりました。

それまでの数年間の私の活動は、もっぱらオンラインに限られていました。発信もセッションもすべてオンライン。実生活では極力人に会わないように生きていました。

札幌へ来てからは必然的にもっと外へ出るようになりました。日常生活で出会う人たちは風変りな私に驚きつつも影響を受け、「百瀬さんと出会えてよかった!」と言われるようになりました。

  • やりたいことをやりたいけれど、踏ん切りがつかずに悩んでいた若い女性
  • 共依存に気づかずに50代へ入ってしまった女性
  • 自分らしく生きるために遠くへ旅立つと決めた若い男性
  • 人生の変化を経て「自立して自分を生きる」と決めた若い女性

過去12か月の間に、私との出会いを必要とする人たちが私の前に表れ始めました。今お世話になっている美容師さんですらも、私との出会い以来「自分が変わった」と仰っています。

ある人は、「百瀬さんは札幌が好きじゃないかもしれないけど、私に出会って教えてくれるために来てくれたんだね」と仰いました。

ライトワーカーの仕事はセッションだけではないんだと気づいた瞬間でした。

もちろんすべての人が私から良い影響を受けるわけではありません。変わりたくない人、現状維持を望む人からは煙たがられます。そういう人は私に対して強い敵意を向けてくることもあります。

それすらも私の仕事には織り込み済みなのだと、今なら確信を持ってわかるのです。

現実を真剣に生きれば思い出す

結局、自分の生き方や人生の目的は、目の前の現実をしっかりと生きてさえいれば自ずと思い出す時が来ます。

まずは何はともあれ「自分を発信する箱」を創って発信を始めることです。最初は中身がないかもしれませんが、やっていくうちに中身はできてきます

何かに真剣に取り組んでいればエネルギーは常に動いているので、潜在意識の作用で必ず正しい方向(使命)へ向かって道が開けて行くはずです。

もしも進んでいる方向が間違っていたら、途中で違和感を覚え始めるはずです。その違和感に正直に、違和感を逃さずキャッチして、何がどうズレているのかを精査して修正を加えます。

その繰り返しで少しずつ少しずつ、自分が本来歩むはずの道へと導かれていきます。

ノーベル賞を受賞した眞鍋さんが仰ったように、「とにかく好奇心に従って進むこと」。何でもいいから自分が夢中になれることを見つけて、ひたすらそれに打ち込むことです。

そのためにはまず、自分を生き始めることが必要です。親やパートナーや子供のために生きるのを止め、自分の人生と真剣に向き合うことです。問題があればそれから逃げず、しっかり向き合うことです。一つひとつを丁寧にこなしていくこと。

楽な道へ逃げないこと

それさえ続ければ、人生の目的は自然と思い出します。

ただ、もともと使命や目的を持っていない方は、そもそも思い出す必要がない、使命を生きる必要がないことも付け加えておきます。

© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は百瀬章子が所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。

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