いかなる問題も、それをつくりだした同じ意識によって解決することはできません。
アルベルト・アインシュタイン
あまりにも有名なアインシュタインの言葉です。
問題を根本から解決したいと思ったら、その問題をつくりだした意識と同じレベルにあっては解決できないという物事の本質を説いた言葉です。問題を解決したかったら、自分が一つ上のレベルへ成長することでしか解決できないということが多々ある訳です。
欠点を克服する
例えば、孤立するのが怖くてつい流されて周囲に迎合して生きている人が、人生に不平・不満が溜まって爆発寸前になったとしたら。今までのように周囲に迎合する生き方を変えない限り、根本解決には至らないわけです。他と合わせるのを止めて自分の軸をもって生きていくと決意して実行に移さない限り、不平・不満は解消しません。
この人が問題を解決できる唯一の方法は、「孤立しても良いから自分の軸で生きる」と決めてそれを実行に移すことです。そのためには「孤立したくないから周りに合わせる」という意識から、「周りには合わせない、自分軸で生きる」という意識にシフトアップする必要があるのです。
認識を変える
それから、「今の時代に、いかにして仕事を安定させて家族を養っていくのか」という問題も同じです。
古い時代のように、上(政府)からお仕着せられた人生のひな型(良い学校を出て良い企業に就職して結婚して子供を産んでマイホームを買う)を何の疑問もなく受け入れて、「思考の枠組みの中」で解決策を模索していてもそんなものは見つかりません。
まずは、「今までの価値観や人生のひな型は今の時代全く通用しない」という事実を受け入れることが必要です。
今まで結婚して家族を養ってきた人は、本当に心からそうしたいからしてきたわけではなく、「そうするものだから」と流されてしてきている人たちが相当数いるわけです。
そもそも自分は本当に結婚したいのか、なぜしたいのか、どういう結婚生活を送りたいのか、そのためにはどういう相手を選ぶべきかなど、自分の人生設計にもっと主体的に関わる姿勢にシフトアップする必要があります。
今の時代は、主体的に生きなくては流れに翻弄されて振り回されるだけの人生になってしまう。自分の人生の舵とりは自分がする時代です。
まずはこのパラダイムシフトを起こす必要がある。
結婚というものに対する根本的な意識を変える必要があるし、古い時代の日本のような「一生を一人の人と添い遂げる」的な結婚感は今の時代もう通用しないという事実を受け入れる必要があります。
参考記事:
今の時代は安定しないのが普通なので、不安定な時代をいかにしなやかに変化しながら生きて行けるかを真剣に自問自答する時なのです。
古い自分の価値観や思考の枠組みの中でどれほど考えていても解決策は見つかりません。意識レベルを一段上げて、思考の枠組みの外からの視点が必要なのです。
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