「責任転嫁」はどんなときに起こるのか

「責任転嫁」とは、一般的に解釈されているよりも、もっと深い意味がある言葉です。

「自分らしく生きる」自己実現を望むのなら、「自分の人生や幸せの責任は自分で負う」覚悟が必要不可欠です。決して簡単なことではありませんが、どうしても必要な要素なのです。「責任転嫁」とは、その責任を負っていない状態を指す言葉です。

この記事では具体例を挙げながら、どんなときに「責任転嫁」が起こるのかを解説していきます。

自分の責任を自覚していない状態

例えば、「ママ友の中に、毎日電話してきて長話を止めない人がいて、困っているんです」という悩みの中には、「責任転嫁」が含まれているケースが少なくありません。

一見、依存的なママ友に苦慮している悩みに聞こえますが、問題解決の核は「ママ友」にあるわけではないのです。もちろん相手にも問題がありますが、相手は変えられません。それよりも、自分の責任の所在を明らかにし、負う事が第一歩です。

電話がかかってきたときに、取らないという選択肢もあるし、ある程度のところで切り上げて切るという選択肢もある。けれど、そのどれも選択せず、延々と長話に付き合っているのは、他でもない本人です。

「その選択をしているのは自分なのだ」という責任を自覚することなく、「依存的なママ友に困っている」と、矛先を相手に向けている状態が「責任転嫁」です。

自分の責任を負うことでしか問題は解決しない

長話に付き合いたくなければ断るなり相手と距離を置く選択肢もあるのに、それができないところにこの人が向き合う必要のある問題があります。しかしそれをするのが怖いので、そこから逃げるために責任の所在を相手に転嫁しているだけなのです。

このことに気づいて自分の対応を変えない限り、この人の問題は解決しません。このママ友がいなくなったとしても、また同じような人を引き寄せては、同じ問題に取り組むこととなるでしょう。

解決策は、しっかりと自分の責任を自覚して、自分が取り組むべき問題に向き合うことです。

私たち人間は、自分が成長するよりも、相手を責めることを選びます。理由は簡単で、その方が楽だからです。ですが、楽をしている以上、何年でも同じ問題を抱え続けることとなります。

先の例でいえば、インナーチャイルドを癒して男性性を鍛え、しっかりとNo. と言える自分に成長することが、ただ一つの解決策なのです。

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