自分らしく生きるために独立を果たした小泉今日子さん

最近小泉今日子さんに関する記事を読んで、「自分らしく生きるために」自立が必要であることを改めて思いました。

小泉今日子、“タブー破り”不倫宣言・政治的発言に批判も、やっと手に入れた「本当の自由」

小泉さんの事務所からの独立に関してこの視点から書かれた記事は今まで読んだことがなかったので、とても面白いと感じました。「自分らしく生きる」ことに興味がある方は読んでみることをお勧めします。

みんな「かごの鳥」

小泉さんは私が子供の頃は「アイドル」として日本の芸能界に君臨し、そのキュートさで絶大な人気を誇っていました。

当時から「小泉」と言えば破天荒で自由で、大手芸能事務所でもその行動をコントロールできないというイメージがありました。アイドルなのに突然髪を刈上げにしてしまったり、過激な服を着て歩いたりというエピソードは有名です。

それでも「デビューしてからずっと広告契約があったから、自分のやりたいようにはできなかった」という告白は意外でした。

依存しながら自分を生きることはできない

人間は、何かに庇護されていたり依存がある状態では本当に自分らしく生きることはできません。本当の意味で自由にできるのは自分の家の中だけで、それ以外では「ちょっと違う自分」を演じているのが普通です。

小泉さんは芸能界のドンと呼ばれる芸能事務所社長のお気に入りとして庇護され、収入の柱であった広告スポンサーとの契約を守ることで芸能界を生き抜いてきました。不祥事を起こして芸能界から去っていく人たちが多い中で、芸歴の長さでは他を圧倒しています。

しかし50歳を前にして「自分を生きたい」欲求が抑えられなくなり、事務所ともスポンサーともすべての契約を終了させて、本当の意味で「独立」を果たされました。

「独立」とは、庇護も後ろ盾もスポンサーもない状態のことを指します。小泉さんにとっては長い芸能生活の中で、初めての経験でしょう。

自分の実力だけでやっていかなくてはならない厳しさはあるけれど、「言いたいことを言って」「やりたいことをやって」生きられる自由と解放感は、なにものにも変えられないものだと思います。

それは一般人も同じことです。

私たちは、雇い主を持ち続ける以上「本当の自分」を生きる自由はありません。ある程度言動や振る舞いを制限されています。本当の意味で素のままの自分を生きたいのであれば、自立して自分で仕事をするしかない。

小泉さんのようにです。

発達段階が低い人は庇護を求める

魂の発達段階が低い比較的若い魂の人たちは、庇護を求めます。彼らはまだ一人立ちするほどの強さを持っていません。まだ何かや誰かに庇護されながら生きることに安心感と心地良さを覚えている段階です。ちょうど未成年の子供がまだ保護者を必要とするのと同じです。

彼らは小泉さんのようなオールドソウルが目指す自立や独立の本質を理解することはまだできません。「独立してしまえば庇護を失って苦労するハメになるのに、なぜ?」としか思えないのです。

オールドソウルたちにとっては、庇護されている安全よりも「自分らしく生きる」自由の方が何倍も価値があるものです。二十歳くらいを境にしてほとんどの人が親から独立したいと考えて一人暮らしを始めるのと同じ感覚です。親の家に住まわせてもらって養われるよりも、貧乏でもいいから自分のアパートで自由に暮らしたいと思う。

会社や事務所に庇護してもらえれば安全でお金の心配はないかもしれない。けれどそれでは自分の人生を生きているとは言えない。だから、リスクや飢えを覚悟の上で、自由なジャングルへ自分の足で出ていく。

それを自立と呼ぶのです。

自分らしく生きるために独立する 一歩ずつ

多くの人は、社会や世間に庇護されたり依存したりする状態と、完全に自立して自分を生きる自由を満喫する状態の狭間にあります。

自分を生きたいけれど、今すぐ実現できるものではない。

だから小泉さんのように、長年の時をかけて少しずつ計画を進めていくのです。

今ある仕事をすぐに辞めるわけにいかなければ(生活のために)、少しずつ自分の軸をやりたい方角へシフトさせながら、しばらくは二足の草鞋を履くことになるでしょう。

このときに必要なのは「模索する」という姿勢です。

どこかに「こういう風にやればうまくできますよ」という教科書があるわけではないのです。巷にはそのようなものを売ってビジネスにしている人たちもいますが、その教科書がすべての人に対して有効であるわけではありません。

なぜなら人は皆違うからです。

誰かのやり方を参考にすることは構わないし、むしろすごく必要なことです。けれども、何かをやってみて自分に合わないと思ったら、「どこがどう合わなくて、どうすれば自分に合ったやり方ができるのか」と、一つず検証しながら工夫と試行錯誤を重ねていく必要があるのです。

そのうちに、ふと気づけば「自分だけのスタイル」が出来上がっている。

それが今のような激動の時代に生きる上で私たちが理解しておく必要があることです。

いずれにしても、自分が向かう方向性さえハッキリと分かっていれば、時間をかけてでもそちらの方角へ向かって一歩ずつ進んでいくだけです。

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1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

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